【米国:スキャンダル】 バイデン元副大統領の息子、ウクライナと中国でオバマ政権の連絡窓口か?

引用記事 リアル・クリア・ポリティクス 2019/10/04

水曜日、フォックスニュースの「スペシャルリポート」の作家のピーター・シュワイザーは、ジョー・バイデン前副大統領に対する彼の息子のウクライナと中国でのビジネス取引を含む汚職の申し立てについて話した。シュワイザー氏は著書「シークレット・エンパイア:アメリカの政治階級がいかに汚職を隠し家族と友人を潤すか」の中で、ハンター・バイデン氏が父親を利用してウクライナや中国と交渉し、そうでもなければ結べなかっただろう高い収益がでるビジネス契約を結ぼうとしたオバマ政権の交渉窓口であると主張している。

「ジョー・バイデン氏は、政策に関する2つの国、中国とウクライナのキーパーソンに任命されました。どちらの国でも偶然にもハンター・バイデンのビジネス活動の中心地となっています」とシュワイザー氏は説明した。

「2013年12月、ジョー・バイデンは、空軍第二部隊で中国の北京へ飛んでいます。彼と一緒に飛行機に乗っているのは息子のハンター・バイデンです」とシュワイザー氏は述べた。「率直に言って、彼は非常に優雅な旅行で批判されています。我々が現在わかっていることは、彼らがその旅行から戻ってから10日後、ハンター・バイデンの小さな投資会社が中国政府と15億ドルのプライベート・エクイティ取引を発表したということです。」

「2014年2月、ヤヌコビッチ政権が崩壊し、ロシア人がクリミアに移住し、危機的状況が生じています。ジョー・バイデンがウクライナにおける西側の窓口の中心人物となってから」とシュワイザー氏は続けた。「ちょうどその2カ月後、ハンター・バイデン氏とデヴィン・アーチャー氏が、腐敗したエネルギー企業として有名なブリズマ社の取締役に任命されました。」

「問題は」、「中国と同じように、ウクライナの場合、彼はこの地位を得ることを正当化するようなバックグランドを持っていません。彼にはエネルギー政策のバックグランドがなく、彼にはとにかくウクライナのバックグランドもありません。」と同氏は述べた。

ジョン・ボーダーズ、FOXニュース: 私の同僚ブレット・バイアーは、バイデン氏に関する本「シークレット・エンパイア」の著者ピーター・シュワイザーと話をお伺いしました。シュワイザーは、右派寄りの政府説明責任協会の会長でもあります。彼は、当時の副大統領が6年前に息子と一緒に行った重要な海外訪問について詳しく語っています。


ピーター・シュワイザー: 2013年の12月、ジョー・バイデン副大統領は空軍第二部隊で中国の北京へ飛んでいます。

副大統領と一緒に飛行機に乗っているのは、彼の息子、ハンター・バイデンでした。これは、バイデン氏のとても論争の多い訪中です。中国は南シナ海に軍事的プレゼンスを拡大しています。率直に言って、彼は北京への優雅な旅行だと批判されています。我々がわかっていることは、彼らがその旅行から戻ってから10日後、ハンター・バイデンの小さな投資会社が中国政府と15億ドルのプライベート・エクイティ取引を発表したということです。これは異例の措置で、上海自由貿易区を通じて行われました。実際、ドイツ銀行でもゴールドマンでもJPモルガンでもなく、他の大手投資会社はこれを持っていませんでした。それで、それは非常に珍しい取引でした。

ブレッド・バイヤー、フォックスニュース: 具体的にはどのような取引でしたか?

ピーター・シュワイザー: 民間の投資会社で、基本的には、社会保障年金基金などの中国政府機関が資金を投入し、それが海外に関心を持つ投資ファンドでした。アメリカや中国アフリカそして世界中の会社を買収しました。これは投資ビジネスであり、ハンター・バイデン氏は取締役会に名を連ね、同氏のビジネスパートナーであるデヴィン・アーチャー氏は副会長であり、投資委員会のメンバーでもありました。この投資会社の経営に直接関わっていたのですね。

ブレッド・バイヤー: この数日間、前副大統領が息子に商取引のことは話していないと言っていました。デヴィン・アーチャーとハンターが前副大統領とゴルフをしている写真を見ました。

ピーター・シュワイザー: まったくその通りです。写真は交流があることを示しています。また、ボーハイ・ハーベスト(渤海华美/ Bohai Harvest)社という投資会社に関わっている中国の経営陣だという声もあります。彼らは実際、2013年12月の空軍第二空軍での訪中の間に、ハンター・バイデンによって副大統領を紹介されたと報道陣に述べています。

ブレッド・バイヤー: 2013年12月から、数ヶ月後、このウクライナの取引が進展し始めました。

ピーター・シュワイザー: その通りです。とても興味深いですね、ブレット。ジョー・バイデン氏は、政策に関する2つの国、中国とウクライナのキーパーソンに任命されました。どちらの国でも、たまたまハンター・バイデン氏の事業の活動の中心地となっています。

2014年2月にヤヌコビッチ政権が崩壊しロシア人がクリミアに移住し危機的状況になりました。ジョー・バイデンは、ウクライナでの西側の連絡窓口になります。

ちょうどその2カ月後、ハンター・バイデン氏とデヴィン・アーチャー氏が、腐敗したエネルギー企業として有名なブリズマ社の取締役に任命されました。
当時、多くのプレイベートエクティ投資会社が、その同社の起源からブリズマとは取引しないと報告していました。ハンター・バイデン氏とディヴァン・アーチャー氏にそれぞれ月額83,000ドルが支払われ、取締役に就任したことを示す財務記録があるため、清算日には莫大な報酬となっています。ハンター・バイデン氏は2014年4月に取締役会に加わり、今年の初めまで取締役会にいました。それで、彼の評価は300万ドル以上でした。問題はね、ブレット、中国と同じように、ウクライナの場合、彼がこの地位を得ることを正当化するようなバックグランドがないことなんですよ。彼にはエネルギー政策のバックグランドがなく、彼にはとにかくウクライナのバックグランドがない。

ブレット・バイヤー: 財務書類には、「ロバート・バイデン」と記載されていますね。

ピーター・シュワイザー: その通りです。それが彼の法律上の名前、ロバート・H・バイデンです。金融口座の中に、ブレット、珍しいことですよ。ブリスマ社とウクライナからの送金がありますがその口座には他にも沢山の外国からの送金が入っています。

(海外ニュース翻訳情報局)

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