【中国:分析】習近平が権力を拡大し、独裁体制に逆行間近 (グーグル先生のびっくり誤訳も見つけました)

習近平国家主席が、月曜日、国家主席の任務期限を廃止することを認める憲法改正を準備したというニュースがありました。
日本の主流メディアは、オリンピック期間中だったということもあり、思ったよりさらりとしています。
ところが、海外の報道ではそうではありません。
日本では「長期政権が可能になる」(朝日新聞)という具合に、「長期政権」という言葉を使った記事が多くみられ、海外の記事では、「無期限」という具合に、もう少し強い言葉で表現されているという違いが見受けられました。 さらに、産経新聞では「独裁体制が一層強化」とあり、これは海外の論調とほぼ同じですが、朝日新聞などには「独裁体制」言葉は使われていませんでした。
また、中国のSNSでも大騒ぎになったようで、クマのプーさんを使った風刺が多くみられました。しかし、当然のことながら、中国政府が、このことについて検閲を行い、幾つかのウェブサイトがダウンしてしまったらしいです
今回、グーグルの魅力的な誤訳を発見しましたので、編集後記もぜひご覧ください。

Post 2018/02/27   18:01

The Wall Street Journal 2018/02/25、Market Watch 2016/02/26 by  Chun Han Wong】

北京- 中国共産党が、習近平氏への国家主席の任期を無期限に認める憲法改正を準備したため、独裁体制への復帰に近づいた。

日曜日に、中国国営メディアが発表した国家主席の任務期限を廃止する提案は、1976年に毛沢東の死後に導入された制度チェックを廃止する。それにより、過去の権力者の継承で起きたように、中国を混乱させた党内抗争に戻る危険がある。

習近平は、ここ数カ月、本質的に絶対的な権威を蓄積してきた。現在、2期目(1機は5年)の共産党総書記と国家主席として約5年後に任務終了した後、政権を維持する可能性が高い。

現行憲法では、国家主席の任期を2期に制限するという条項の廃止は、習近平支配への手続きであり、1週間のうちに始まる1年に1度の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は、簡単に承認すると予想される。

国家主席は行政権を発していない、国家主席として習近平の任務を10年間という制限を解除すれば、同氏は中国の復活を大きな権力として与えられたポストを無期限に保持できるだろう。この動きはまた、習金平氏が党の退任基準を無視し、2022年以降も中国共産党総書記にとどまることを示唆している。

専門家は、習近平の権力拡大は、暗黒時代を思い出させるとした。

中国のSND「Weibo(ウェイボー)」ユーザーは、日曜日に発表された国家主席の権力の拡大を非難した。

そして、中国当局に検閲制限を促進させてしまった。
ロイター通信によると、中国当局は、「2期の任期制限」の風刺に富んだコメントやウェブ検索を妨害したという。

批判者たちは、はちみつの入った瓶を抱きしめているクマのプーさんの絵をシェアした。「大好きなものを見つけたら、絶対に手放さない」

 

オーストラリア人の専門家、マックグレゴール氏は次のようにシンクタンクに述べている。
「ここ数十年の中国共産党の最大の長所の1つは、世界各地の権威主義体制を放棄し避けた秩序ある後継者体制を構築することであった」
また次のように警告した。
「中国の政治・法改革を進めるために懸命に尽力してきた多くの中国学者や当局者たちは、習近平が、彼らの尽力を無視することに激怒するだろう」

【編集後記ーグーグル先生】

今回の誤訳は、信じられない誤訳です。どこをどうしたらこういう訳になるのか、理解できません。もしかしたら、悪意ある何かが働いているのでしょうか。

 

グーグル先生の訳では、「北京は、中国共産党が靖国神社参拝を無期限に受け入れるための憲法上の変更を準備しているため、一人暮らしのルールへの復帰に近づいた」となっています。
中国共産党が、「靖国神社参拝を無期限に受け入れるための憲法上の変更を準備しているため・・・」だなんて、びっくりです。
このままグーグル先生の翻訳を信じてしまうと大変なことになりそうです。(笑)
ちなみに、当サイトでは、次のように翻訳しました。
「北京- 中国共産党が、習近平氏への国家主席の任期を無期限に認める憲法改正を準備したため、独裁体制への復帰に近づいた」

 (H/T Market  Watch
 

(海外ニュース翻訳情報局 MK)

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