【米国:必読スピーチ】米州ワシントン会議でのペンス副大統領の発言 (全文翻訳)

アメリカのペンス副大統領は7日に国務省で開かれた会議で、先週、マドゥロ大統領から離反したベネズエラ軍の幹部に対し、経済制裁を解除すると発表しました。
この演説では、ベネズエラを援助している国を激しく非難するとともに、自由の国、米国がいかに自由を大切にし、ベネズエラ国民のために貢献しているか、また独裁国家から自由な国への再建設については協力を惜しまないなど、ベネズエラに対し、アメとムチのスピーチを行いました。
全文翻訳しましたので、ぜひご覧ください。

Post by Mariko Kabashima 2019/05/10 update 2019/05/11 0:30

White House 2019/05/07】

米州ワシントン会議でのペンス副大統領の発言


米国国務省
ワシントンDC
15:36 EDT


副大統領: 素晴らしい!皆さん、ありがとうございます。どうもありがとうございます。グルスキー議長、ありがとうございます。素晴らしいご紹介ありがとうございます。


ブケレ次期(エルサルバドル)大統領、ラミレス副大統領、そして今日ここに集まった公的な、そしてビジネス界のすべてのリーダーの皆様。 ここ米国国務省で、南北アメリカの十字路、第49回南北アメリカに関するワシントン年次会議に出席させていただくことを光栄に思います。ここにお集りいただき感謝いたします。(拍手)


始めに、私の友人の一人であり、この地球の半分の至る所で自由を大切にし、皆様の素晴らしい友人からの挨拶をお届けします。第45代アメリカ合衆国大統領、ドナルド・トランプ氏のご挨拶を申し上げます。(拍手)


本論に入る前に、歓迎すべきニュースについて省察させてください。昨秋、我々はビルマのアウン・サン・スー・チー女史に対し、2人のジャーナリストの逮捕と投獄が、何百万人もの米国人にとって深刻な問題であることを明らかにしました。そして、我々は彼らの解放を促しました。今日、世界は、ロイターの記者二人が500日間以上の投獄の末、釈放されたことを知りました。彼らは、ロヒンギャ族に対する残虐行為を報道しただけで投獄されていました。アメリカとこの地球の半分の至る所で、我々は表現の自由と報道の自由を含む民主主義の理念を信じています。そして、我々はこの二人のジャーナリスト―(拍手)―の釈放を歓迎し、彼らの釈放が、自由で独立した報道機関に対する前向きで永続的な敬意を示すものであることを期待します。


しかし、今日我々がここに来ているのは、この会議のテーマ、つまり南北アメリカにおける「混乱と変革」について議論するためです。そして、過去2年間にラテンアメリカ全体で大きな変化があったことは疑いの余地がありません。


現政権の初期から、トランプ大統領は、より安全で、より強く、より繁栄した地球の西半球を構築するために、この地域の我が国のパートナーと協力してきました。そして、その結果が全てを物語っています。


「BUILD Act*」 の下、パートナー企業の成長に必要なインフラ構築を支援するため、最大600億ドルの開発資金を提供することを約束しました。「Americas Crece」 イニシアティブを通じて、良心的な価格の米国製エネルギーへのアクセスを拡大しました。我々は自由、公正、互恵貿易を促進し、米国-メキシコ‐カナダ協定のような新しい貿易協定を締結しました。


訳注: BUILD Act*・・・Brownfields Utilization, Investment, and Local Development ブラウンフィールド利用、投資、地方開発法 :海外インフラ投資強化のための法案



また、我々は安全保障面での連携も強化しました。そして大統領のリーダーシップの下、米国はこの地球の半分の至る所で共同法執行措置を実施し、危険なギャングやマネーロンダリング業者に対する数千件もの告発を支援することで違法薬物との闘いを再活性化させました。また、最初の2年半で5回も中南米を旅することができたことも光栄に思います。私はこの変革を直接目の当たりにしてきましたし、我々はこの自由な地球の半分の至る所で、自由を愛する国々と人々を結びつける絆を強化するために努力してきました。


エクアドルでは、モレノ大統領が報道の自由を支持し、違法薬物や汚職との闘いを新たにするのを見ました。アルゼンチンでは、マクリ大統領と私は、豚肉生産者に対する両国間の長年の貿易障壁を撤廃しました。ブラジルでは、宇宙分野でのさらなる協力拡大に向けた基盤作りを行いました。ペルーのリマで開催された、35カ国が自国政府の腐敗と戦い、自由へのコミットメントを新たにすると誓った歴史的な会議でアメリカを代表することができ光栄に思いました。


2年前に私が初めて中南米を訪問して以来、西半球の人々は、選挙後の自国の繁栄、安全保障、透明性、法の支配を求めて投票してきました。そしてアメリカは、あらゆる段階で彼らに協力してきました。アメリカは、自由を支持するならば、いつでも近隣諸国と共にあります。(拍手)


トランプ氏が国連での初演説で述べたように、「世界の国々は、自国の地域において安全で繁栄した社会を促進する上で、より大きな役割を果たさなければなりません」。そして、西半球における最大の貿易相手国であり投資国である米国は、まさにそれを成し遂げたのです。


大統領がまた約束したように、「ラテンアメリカに新しい日が訪れています」。まさにそうです。「西半球では、社会主義が死にかけており、自由、繁栄そして民主主義が生まれつつあります」、我々の目の前で。


この2年間で変革が起きています。しかし、ご存知のように驚くべき混乱もありました。そして今日、西半球における唯一最大の混乱の源、平和と繁栄の唯一最大の混乱は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権と、権力に固執しようと躍起になっていることからもたらされています。


ベネズエラの近隣諸国は、独裁政権が長く続いた国に自由をもたらすことがいかに難しいかを誰よりもよく知っています。そして今日、アメリカ合衆国は、ベネズエラ国民とこの地域のパートナーに対するコミットメントを再確認いたします。我々は自由が回復されるまでベネズエラ国民に協力し続けるでしょう。(拍手)


そして、カラカスの最近の状態は、痛ましく非常に厄介です。そのことを考えると異常としか言いようがありません。先週、装甲車が非武装の市民を襲うのを世界が目撃しました。軍隊は教会の訪問者に向けて催涙ガスを発砲しました。子どもを含む何百人もの人々が、自分たちを抑圧するその男(マドゥロ)にあえて抗議したために投獄されています。


ベネズエラの闘争は独裁と民主主義の間の闘争です。ニコラス・マドゥロは、正当に認められていない権限のない独裁者であり、ニコラス・マドゥロは去るべきです。


6年間、ベネズエラ国民は抑圧の厳しい規制に苦しんできました。マドゥロ政権の社会主義政策は、経済を半分近くも萎縮させました。かつて西半球で最も豊かな国の一つであった国で、10人のうち9人が貧困の中で暮らしていることは注目に値します。平均的なベネズエラ人は、飢餓と栄養失調によって20ポンド以上痩せました。何千人ものベネズエラの子供たちがまさにこの時間に飢えています。ベネズエラ中の病院では、基本的な医療が受けられないために乳幼児が死んでいきます。


それを聞いて驚きました。妻と私はこの地域を何度か旅行し、ベネズエラからの難民たちと会いました。-話を聞いて胸が張り裂けそうになりました。ブラジルのマナウスでの、3人の小さな男の子に囲まれていた父親のことは決して忘れません。― 少年たちが私の目を見て、少年たちが見守る中、彼はついにベネズエラから逃亡することを決意したと語りました。ベネズエラから逃れることにしたのは、家に帰り、少年たちを見詰めて「今日は食べません」と言わなければならなかった日々の厳しさを話さなければならなかったからです。そして、通訳者がその言葉を私に繰り返すと小さな男の子たちは、当時のことを思い出し、うなずきました。


あるいは、我々が、コロンビアの小さな教会で、ベネズエラからの難民を何千人も受け入れていた時、おばあさんが、ついにベネズエラから逃げましたと私に言いました。彼女の孫は、紙の切符を取りに行くために、午前4時に起きなければなりませんでした。そうすれば、午後4時に列に並んで、チケットと引き換えに一枚のパンと交換することができました。彼女はもう十分だと言いました。彼女は4人の孫を引き連れ、西へとコロンビア国境へと長い旅をしました。


家族への影響、実生活への影響は、-国から逃げ出した約300万人 、年末までにさらに100万人 が予測されており、- 世界が耳を傾けるべき話です。


マドゥロの独裁体制の下では、犯罪、暴力、無法状態も広がっています。ベネズエラの泥棒たちは、銀行強盗をしないと言われています。なぜなら、年100万%のインフレでは、お金は基本的に無価値だからです。代わりに、彼らは食べ物を求めてレストランから盗みます。凶悪なギャングと悪名高いコレクティヴォ**は、街路を紛争地帯に変えました。そして、ベネズエラは、現在、世界で殺人率が最も高い国となりました。毎日70人以上が殺されています。


訳注:コレクティヴォ**(colectivos)・・・マドゥロ政権を支持するベネズエラの左派コミュニティ組織、貧困地域で活動し、個人を標的に「脅迫、誘拐、麻薬密売、殺人」に従事する準軍事団体の総称



まさにマドゥロ政権はベネズエラ国民にとって脅威であるだけでありません。今日ここに集まり、我々の地球の半分側全体の混乱を考えるとき、それが我々の地域の平和と安全に対する脅威でもあることを認識しなければなりません。ベネズエラの絶望的な状況の高まりは、大量流出を加速させました。西半球では見たことがないようなものです。


先ほども言った通り、300万人以上のベネズエラ人が愛する祖国を捨てました。そして、数日後にはさらに数百万人が今後も続くと予測されています。


ベネズエラは破綻国家です。そして、歴史が教えているように、破綻国家はとどまることを知りません。麻薬密売人、犯罪組織、テロリストグループが、地域を不安定にし、ベネズエラ国民の悲惨な日々から利益を得ようとしています。何百万人もの国民が絶望的な状況の中から逃げ出したことをマドゥロ政権は傍観していましたが、イラン、ロシア、キューバの政権からの援助と便宜を受け入れることには熱心です。

 
イラン政府はベネズエラの腐敗した独裁政権と協力して、テロリストの代理人のための安全な避難所を設立しており、我々がここに集まっている間もそうし続けています。先月、イラン外務省のハイレベル代表団が、マハン航空によるカラカス―テヘラン間の直行航空便が、まさに公的に開始したことを祝いました。マハン航空は、トランプ大統領が最近テロ組織と掲げたイラン革命防衛隊が支配するブラックリスト入りの航空会社です。


また、マドゥロ大統領の側近の一人、前副大統領で現在は内務大臣のターレク・エル・アイサーミは、麻薬の密売人であり、イランの支援を受けたテロリストを国内に送り込むためにテロリストのネットワークと協力しているマネーロンダラーです。今日ヒズボラは危険なネットワークをベネズエラ全土、そしてそこから我々の地球の半分の至る所に拡大しようとしています。


イランのテロリストたちは、否定しているにもかかわらず、安全な避難所を建設している一方、ロシアがベネズエラのこの地球の半分側にも足場を求めていることは明らかです。モスクワはマドゥロ政権にとって最大の武器供給国です。ロシアは、ベネズエラ産原油のバーター取引の見返りとして、戦闘機を提供し、最後の貸し手としての役割を果たしています。ロシアは先月、軍事輸送機二機をカラカスに送り、窮状に陥った体制への支援を表明しました。


しかし、腐敗したマドゥロ政権を支援するために、キューバの共産党指導者以上のことをした人は誰もいません。約20年近くにわたり、ハバナ政権はキューバの人教師や技術者を何千人もベネズエラに派遣し、破綻した政権を支えてきました。キューバの諜報員は、多くの政府機関、特に軍や諜報機関の権力を握っています。先週お伝えしたように、ベネズエラの将来に関する重要な決定は、カラカスと同様にハバナでも下されています。ベネズエラは単にキューバの顧客ではなく、本質的にベネズエラ国民はキューバの人質です。


キューバはベネズエラから自由以上のものを奪いました。ベネズエラの富を奪い取りました。一部の推定では、キューバは2005年以来、ベネズエラの石油から350億ドル以上を得ていると言われています。要するに、苦境に立たされているベネズエラ国民は、一つの独裁政権の犠牲者だけではありません。ベネズエラ国民は二つの独裁政権の犠牲者です。


これが、ニコラス・マドゥロが守っている企業です。そしてア南北アメリカは、ベネズエラがキューバの支配を放棄し、自由で独立した国家としての正当な地位を再び奪い取ることができるまで、自由な地球の半分側として、我々の潜在能力を完全には発揮しないでしょう。(拍手)

 
しかし国中の大小の都市で国中が苦しんでいる中、ベネズエラ国民々が立ち上がるのを見て感動しました。先ほどトランプ大統領が昔のことではないと言ったように、「(ベネズエラ)での自由のための戦いは[ちょうど]始まったばかりです」。


ほんの4ヶ月前、ニコラス・マドゥロが不正な選挙で2期目の就任の宣誓をした後、ベネズエラで唯一正式に選出された機関である国民議会は、憲法の下で権力を行使し、新しい指導者のフアン・グアイド暫定大統領を承認しました。


トランプ大統領の指示により、米国が、フアン・グアイド暫定大統領をベネズエラの正統な大統領として承認した地球上で最初の国であることを誇りに思いました。そして今、世界中の50ヶ国以上の国が我々に加わりました。


そして、西半球全域で、各国はグアイド大統領への支持を宣言するために立ち上がっています。2ヶ月前、米州開発銀行はグアイド大統領を代表者とすると認めました。先月、G7外相は、2018年の大統領選挙は正当性を欠いているとの声明を発表し、マドゥロ政権に対し、「国会の権限を回復する」よう呼びかけました。世界で最も古い地域組織であるOAS(米州機構)は、ベネズエラ国民と共に立ち、グアイド政権をベネズエラの唯一の真の代表であると表明しました。


今日ここに集まる最中に、グアイド大統領は国会議員と面会しています。その中の何人かは国家警備隊や諜報機関から嫌がらせを受けています。ですから、この場を借りて明確にさせておきたいのですが、フアン・グアイド大統領とその家族の安全と安心は、アメリカ合衆国にとって優先事項です。(拍手)


米国は、ベネズエラの自由のために頑強に立ち続けてきました。大統領が言ったように、我々はマドゥロ政権下で「ずっと厳しくなる」ことができます。特に、ベネズエラ最高裁判所は憲法上の義務を損ないました。最高裁は個人の権利と法の支配を保護するために設立されましたが、民主主義を奪い、政治犯を起訴し、権威主義を助長する政権にとって政治的手段となっています。


ベネズエラの最高裁はもう創始目的に戻る時です。ベネズエラ最高裁判所が法治を遵守するという憲法上の義務に戻らない場合、アメリカ合衆国は25人の判事全員に彼らの行動に対する責任を問うことになります。

 
今日私は明確にするために来ました。米国は、ベネズエラにおける民主主義の平和的移行を実現するため、引き続きあらゆる外交的・経済的圧力を行使します。まさに、ベネズエラの善良な国民を抑圧し続けている人々に、このことを知ってほしい。すべての選択肢は、テーブルの上にあります。


世界の国々は明確な意見を話し、自由を愛する国々も準備を始める時が来ています。マドゥロが去った後のベネズエラ国民のために、より明るい未来を準備しましょう。


トランプ氏のリーダーシップの下、私は米国がベネズエラ国民を支持してきたことを誇りに思います。そして、我々はマドゥロ政権の独裁と抑圧によって荒廃した家族やコミュニティを支援することを約束しています。


我々は、ベネズエラとの国境に500トン以上の食糧と人道的物資があり、すぐに配給できる状態にあります。アメリカ国民は、避難民と彼らを寛大にも支援する受入国を支援するために、およそ2億6000万ドルの援助を提供してきました。


そして今日、大統領の指示により、米国海軍は6月にカリブ海、中米、南米にUSNSコンフォートを配備することを発表いたします。(拍手) このコンフォートは、ベネズエラ危機に対処するため、5カ月間の人道的任務を開始します。米国の軍人と医療関係者は地域のカウンターパートと協力し、困窮しているコミュニティに医療支援を提供し、ベネズエラ国民の流入に圧倒されている国々を救済するために現地に入ります。


そして、米国は独裁者に忠実な150人以上の政府高官と国営企業を制裁してきましたが、アメリカはまた、これらの制裁が恒久的である必要はないことを明らかにしました。


国民議会が戦争犯罪を犯していないすべての人に恩赦を与えると約束したように、アメリカ合衆国もまた前進し、憲法を支持し、法の支配を支持するすべての人への制裁緩和を検討するでしょう。ベネズエラ情報機関のマヌエル・クリストハー・フィゲラ前長官のように、つい先週、マドゥロ政権との関係を断ち切り、ベネズエラ憲法と国民議会の支持につきました。民主主義と法の支配を支持する彼の最近の行動を認識して、私は今日、アメリカ合衆国がマヌエル・クリストファー・フィゲラ将軍に対するすべての制裁を直ちに解除することを発表します。


グアイド大統領がベネズエラのより明るい未来を築く中、我々は、今日わが国がとっている行動が、クリスティーア・フィゲラ将軍や、ボリバルの憲法とリベルタード(訳注:スペイン語の自由という意味)のために一歩踏み出した軍人の例に倣うよう、国民を勇気づけることを願っています。


我々はベネズエラがいつか再び自由になり、民主主義が回復されると信じています。ひとたび民主主義が回復されれば、米国と国際社会は、自由なベネズエラを失敗させないでしょう。(拍手)


我々は、新生ベネズエラ民主主義がその基盤を回復するのを助けます。我々はマドゥロが去った後、雇用の創出、貧困との闘い、機会の拡大など、より明るい未来を築いていきます。


我々はすでに一生懸命働いています。自由を愛するリマ・グループやG7諸国は、IMF、世界銀行、米州開発銀行などの機関を通じて、ベネズエラに対する援助の構築を支援しています。我々は共に、ベネズエラの家族への援助し、貿易金融へのアクセスを再び活発化させ、ベネズエラ国民が再び商品を店頭に並べることができるようにし、新規ビジネスのための信用枠を拡大し、そしてベネズエラ政府が基本的なニーズを満せるよう支援します。ベネズエラの民主主義が回復すれば、ベネズエラの未来は明るいものとなるでしょう。


ここではっきりさせておきたいのですが、ベネズエラには自由という大義のための傍観者はいないということです。―この地球の半分側にも世界にも。そして米国は今日、西半球のすべての国に対し、ベネズエラ国民とともにあることを改めて呼びかけます。ベネズエラ国民にリベルタード(自由)、民主主義、自由を取り戻すために立ち上がるのです。


自由は世界中の人々の心から生まれます。まさに、歴史の記録としては、特にこの新世界の人々の心から常に芽生えてきました。そして私は心から、自由はこの国だけでなく、この半球にも―この自由の半球にも―響き続けると信じています。そして、ベネズエラはいつに日か自由になるでしょう。シモン・ボリバルの言葉を借りれば、「自由を愛する人々は、結局のところ、自由になるでしょう」


ですからベネズエラのすべての国民の皆さんに、私の同胞アメリカ人を代表して、再びこう言います。Estamos con ustedes – 我々は皆さんと共にあります。我々はベネズエラ国民の皆さんの自由が回復されるまで、皆さんに協力し、皆さんと共に祈り続けます。


ベネズエラの自由を愛する人々、ここに集まったすべての善良な人々、そして彼らと共にある国々に。立っているとき、行進しているとき、行くとき、あなた方は一人ではありません。我々は皆、あなた方の味方です。


この地球の半分の自由を愛する人々はあなた方と一緒です。また私は自由の創造主も皆さんのそばにいると信じています。「主の霊のおられるところに自由があります(コリント人への手紙3:17 共同訳)」。つまり我々が自由のために働くとき、地球上の主のみ旨を行うものです。そして、自由は常に勝ちます。


この大きな期待への信仰をもって、この大義のために自由な地球の半分の至る所で我々に加わってくれたすべての人たちに感謝いたします。ベネズエラ国民の勇気と強さ、アメリカ国民と同盟国の寛大さと理想への信頼、ベネズエラが再び自由になる日が近いと心から信じています。我々は、地球の半分の中のこの国に「新たな自由主義の誕生」を見るでしょう。ベネズエラはリベルタード(自由)に生まれ変わる国です。神よ、私達を助けてください(拍手)


どうもありがとうございました。神様の祝福がありますように。そして、アメリカ合衆国に神様の祝福がありますように(拍手)


終わり
16:02 EDT
 

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子)

※無断転載厳禁

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