【中国:宗教弾圧】公園で祈っていた20人以上のキリスト教信者が逮捕された

中国国内でキリスト教徒が弾圧されているというニュースです。
宗派を問わないとしたら、世界で一番人口の多い宗教はキリスト教ではないでしょうか。 
そのキリスト教徒を弾圧するという中国共産党のこの行いは、世界中から注目され、さらに弾圧が進むとなれば世界中のキリスト教信者が黙っていないでしょう。
既に法輪功やチベット仏教などに対し、激しい弾圧を行っている中国共産党。これが共産主義の本質です。
共産主義が平和な国を作るというには程遠いシステムだということをしっかりと意識するべきではないでしょうか。
この記事は、英国のエクスプレスUKから紹介いたします。
Post by Mariko Kabashima 2018/11/01  17:42

Express UK by  LATIFA YEDROUDJ 2018/10/31 】

公共の場でキリスト教を広めていたとして20人以上のキリスト教信者が、警察に逮捕された。

警察は、地元の公園で礼拝を行っているグループを発見した後、中国成都市の秋雨圣约教会(Early Rain Covenant Church)の20人以上の信者を拘束したと迫害監視機関のインターナショナル・クリスチャン・コンサーン(ICC)が報じた。

何人かは逮捕されたにも関わらず、他の福音伝道者たちは福音を分かち合い、キリスト教の言葉を一般の人々に広めるという布教活動を続けた。
100人以上の教会の信者たちが警察署の外に集まり、逮捕された福音伝道師たちの安否を待っていた。

拘束されたキリスト教徒は最終的に釈放され、教会の牧師である Wang Yi氏は 「福音書を声高に宣言しました」と述べた。

中国では、数百もの教会が破壊され、聖書が禁止されるなど、キリスト教に対する大規模な弾圧が中国全土で行われている。

中国の習近平国家主席は以前、キリスト教を「西洋文化の浸潤」と呼び、西側のイデオロギーが中国の共産党当局に脅威を与えると主張していた。

4月、中国の宗教省は、国内のすべての教会は、もっと中国化し共産党の規則に従わなければならないとする記事を発表した。
記事には次のように書かれている。「中国化されたキリスト教だけが神の愛を得ることができる。」

中国の「中国における今後5年間のキリスト教布教の原則(2018年~2022年)」計画の一環として、当局者は中国全土で「焼結」を実施する予定である。

中国はまた、十字架の公開を禁止し、キリストのご絵を中国全土で撤去し、代わりに習近平国家主席の写真を飾ったと伝えられている。

つい先月、地元当局は河南省で7,000以上の十字架を破壊し、キリスト教徒の家を襲撃し、教会の信者を逮捕し、数十の教会を閉鎖した。

中国のキリスト教弾圧は、2月に新しい宗教規制が導入されたことを受けて、新たな局面を迎えている。

新な厳格な法律の下では、教会は中国で正式に登録されなければならず、当局によって定められた厳しい規則に従わなければならない。

デューク大学の中国キリスト教学者Xi Lian氏は、 「中国の指導者たちは、キリスト教が共産主義体制にもたらす政治的挑戦や脅威に常に気をつけていた」と述べた。

習主席の下では、西側諸国への浸透に対するこのような懸念が強まっており、我々が長い間、わからなかったことが注目されている。

8月に、中国当局は甘粛省北部のサマーキャンプを襲撃し、主催者が違法なキリスト教の行事を行ったと告訴した。

数十人のキリスト教徒が拘禁され、共産主義のイデオロギーを学ぶために「再教育(収容所)」に送られたと伝えられている。

 

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子)

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