【米国:注目】トランプの最高裁判事指名について知っておくべき5つのこと

大統領ドナルド・トランプは、最高裁判所判事を指名した。
リベラルはすでに正気を失っている。 (ただし、公平的にみて、トランプが指名する人物についていつも正気を失っている)。最高裁判事の指名発表の前、ABC のナイトラインが、誰もがまだ知らなかった「物議を醸す最高裁判所判事の指名」についてツイートした。

ドナルド・トランプ大統領の主な4人の候補者のリストの中で、最初に絞られた判事は、エイミー ・コニー・ バレットとブレット・カバノーだった。
しかし、最終的にトランプはカバノーを指名した。

では、この人は誰なのか?

知っておくべき5つの事はこれだ。


彼はトランプの最も保守的な最高裁判所判事候補である。

統計ブログFiveThirtyEightは、トランプの4人最高裁裁判所判事候補を政治的に評価したところカバノー氏は、最も保守派と関わりがあった。 カバノー氏は、クラレンス ・ トーマス以来、法廷で2番目に保守的な裁判官である。

 

彼はクリントン弾劾手続に取り組んだ。

約20年前、 the Starr Reportの筆頭執筆者であったカバノー氏は、クリントン元大統領の弾劾のための論拠を述べた。
彼の論拠は、クリントンが「スタッフに嘘をついて、国民の誤解を招いた」ことに基づいていた。 カバノー氏はまた、ビンス・フォスターの死の直前に、同氏の弁護士にプライベートな会話のメモを強制的に引き渡すよう最高裁判所を説得したが失敗に終わった。
その後、カバノー氏は、ジョージWブッシュ前大統領の補佐官になり、2006年以降、D.C巡回裁判所に勤め、300 以上の法律専門家の意見を書いた。


彼は、カトリックである。

エイミー コニー・バレット判事のカトリックの信仰 (と強い社会的カトリック信仰) は、メディアから攻撃を受けた。しかし、 カバノー氏もカトリックである。彼の場合、彼の論拠でこのことに触れるメディアがなかった。カトリックの教えを実践しているカバノー氏は、 ワシントンのカトリックの慈善団体と炊き出しを行い、ワシントンのイエズス会アカデミーで理事の座に就き家庭教師をする。


彼はイデオロギー的に故アントニン ・ スカリアと類似している。

「カバノー氏は、以前、比較的穏健なアンソニー・ケネディ判事の書記官だったが、”カバノーは、クラレンス・トーマス判事とアントニン・スカリア元判事のような典型的な始原主義者である”」とPOLITICOは述べている。

また、トランプに以前、最高裁判事に選任されたニール・ゴーサッチ氏も、ケネディのもとで働いた。


彼は、ロウ対ウェイド判決(訳注:米国で大変な議論の後、妊娠中絶が認められた)を覆すよう投票する (おそらく)

このような事例が発生した場合、ロウ対ウェイドをアピールしようとする事例が、最高裁で控訴することは極めてまれだが、カバノー氏は(妊娠中絶の)廃止に傾く可能性が高い。

昨年の秋、妊娠中絶を受けるため、子供の養育権から解放されるためにテキサス州に出稼ぎにくるティーンエイ ジャーをブロックするトランプ政権の弁護士に味方する判決を書いた。

控訴裁判所は判決を覆し、カバノー氏は「不法移民未成年者が米国政府の拘禁中に中絶を求める新たな権利」作り出したと同氏の同僚を批判した。


あなたが、ニール・ゴーサッチとトランプの選出が気に入っているなら、 カバノー氏はこの上ない人物である。

うまくいけば、上院共和党が結束をくずさず、カバノー氏を迅速に承認すれば、リベラルの圧力は崩れおちるだろう。

 

引用ここまで

The Political Insider by Matt  2018/07/10 】

トランプの指名については、リベラルはいつもヒステリックに反対します。
しかし、今回のカバノー氏の指名は、いつもと違います。カバノー氏が、カトリック信者として貧しい人のために炊き出しと行ったり、家庭教師をしたりと行動している姿があるからです。
今回、カバノー氏が問題なく選任されれば、トランプもこれから先、ずいぶんやりやすくなるのではないでしょうか。
現在、保守派4人、リベラル派4人の同数ですが、保守派のカバノー氏が選任されると、保守派が過半数をとることになります。
そして、最高裁長官と陪席判事はいずれも終身制で、本人が死去または自ら引退するまで、その地位を保証され、弾劾裁判以外の理由では解任されることはないからです。
Post by MK  2018/07/13 1:34

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