ノルウェーは米国にもっと多くの海兵隊員を派遣し、さらに長期間駐留するよう依頼

ノルウェーは、米国が現在の駐留米海兵隊の数を2倍以上に増やし、長期間彼らが手を貸してくれることを望んでいる。

ロシアにこの計画に反対される理由はないが、モスクワからの反応を予想しているとノルウェ―は述べている。

ノルウェーは、現在、330人の海兵隊駐留を700人に増やすよう米国に要請している。新しい軍隊は、ノルウェー中部ではなく、むしろロシア領に近いノルウェー北極のインナー・トロムス地域に拠点を置く予定である。

ノルウェーに到着する新たな米軍のローテーションは、2017年に配備された米国海兵隊の当初6カ月間の任務が5年間に延長された。

ノルウェーのイー・エクセン・ソレイデ( Ine Eriksen Soreide)外相は次のように述べた。
「この要求は議会で幅広い支持を得ている」が、ノルウェーで恒久的な米軍基地を設立する最初の段階であると誤解されるべきものではない」

ソレイド氏はまた、モスクワがこの計画に「反応する」可能性が高いと認めたものの、軍隊の建設はロシアを標的にしたものではないと主張した。

外務大臣は、「我々はNATOと協力して、常に練習と訓練への反応を得るため、ロシアからの反応を受け取るだろと予想している」と述べた。しかし、モスクワは米軍を恐れる理由がなく、ノルウェーは常に近隣国にそのような展開を知らせていると強調した。

米海兵隊は、2017年1月に初めてノルウェーに駐留した。第二次世界大戦の終結以来、NATO加盟国に駐留した初めての外国の軍隊となった。米軍をノルウェーに配備するという決定は、北極とスカンジナビアの国境を共有するロシアによって批判された。モスクワは、米軍の存在が二国間関係を損ない、ロシアとNATOの間の緊張を悪化させるだろうと述べた。

この計画は、NATOのジョイントフォースコマンドの指揮官であるジェームス・フォゴ(James Foggo)提督が、ノルウェーの主権侵害をシミュレートする大規模な軍事訓練についてコメントした翌日に発表された。

全29ヶ国のNATOのメンバー及びフィンランド、スウェーデンは、この同盟がどのように「関係を持ち団結し、そして自国を守るために準備ができているか」というトライデントジャンクチャー(Trident Juncture)18の訓練を実施している。

ファゴ氏は月曜日にブリュッセルの記者会見で記者団に語った。「我々は戦争を探しているわけではなく、防衛と抑止に取り組んでいる」と付け加えた。
NATO軍事委員会のノルウェー軍の代表であるオルセン副大統領は、ブリュッセルのジャーナリストに、演習は合計で約4万人の軍隊が関わっており、「危機に対処する共通の能力を強化する」と強調した。

RT 2018/06/12】

引用ここまで

リベラルな北欧でも、自国の平和を守るために軍事的な訓練をしています。歴史的は繰り返されるというエビデンスに基づいて軍事的な防衛を行っているのでしょう。戦争あってはならないということは、大前提での上での軍事的な取り組み、皆さんはどう感じられましたか?
Post by MK 海外ニュース翻訳情報局 2018/06/13 18:14

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