【米国・DACA問題】トランプ大統領が180万人の不法移民に恩赦を与える理由

ダボス会議で、トランプ大統領が妥協的な姿勢を示したことが世界で話題となっています。国内では、幼い頃に米国に入国した不法移民に対して市民権を与える可能性を認めたそうです。しかし同時に、すでに入国した移民を頼って移住するチェーン・マイグレーションやグリーンカードの抽選を廃止する方針なども発表されました。今後の動きに注目したいと思います。この記事は、デイリーコーラーから紹介します。

Post 2018/01/29 23:02

Daily Caller by SAAGAR ENJETI 2018/01/28】

ドナルド・トランプ大統領は、土曜夕方のツイートで、DACA(若年移民に対する国外強制退去の延期措置)プログラムの新たな修正案として180万人の不法移民に市民権獲得への道を提供するという彼の理由付けを説明した。


(トランプ氏のツイート)
DACAに対し、市民権の獲得できる人数を倍増し、市民権への道が12年で開かれるという素晴らしい提案を提示した。このことについて、2つの論理的根拠がある。(1)共和党はこの長年のひどい問題を解決したいからだ。(2)民主党がDACAを解決しようとせず、ただ利用したいだけであることを示すためだ。


ホワイトハウスは、DACAの成文化に向けた法的枠組みの大枠を木曜に発表した。それ以外にも、米国とメキシコ国境沿いの壁への250億ドル、チェーン・マイグレーション(訳注:先に移住した親類や友人を頼り、続けて移住すること)を停止させることと、移民多様化ビザ抽選プログラム(グリーンカード抽選プログラム)の廃止が発表された。この枠組みの中で、市民権獲得への道を開くという部分は移民制限主義者から大きな批判を浴びた

トランプ氏は、長年にわたり政策立案者を悩ませてきたDACA問題に対し恒久的な解決策を望んでいるとツイッターで説明した。DACA資格取得者、いわゆる「ドリーマー」は幼少時に米国に連れてこられた不法移民である。バラク・オバマ前大統領は、2012年にDACAプログラムを作って不法移民の一部を強制送還から守り、就労許可を発行した。トランプ氏はこのプログラムを9月に廃止し、プログラムの違憲可能性について言及している。

民主党議員が政権を握っていたときに、恒久的な解決策を探そうとしなかったことを示すために、不法移民人口の大多数に市民権獲得への道を開いたとも大統領は説明した。

(海外ニュース翻訳情報局 渡辺 つぐみ)

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