【英国:暴露】ジョージ・ソロスはBrexitを阻止するキャンペーンに大金を投入

先日のダボス会議での、ソロスの主張の全文を当サイトでも紹介しました。その時、彼は「絶対にEUをなくしてはならない」と強く述べていました。英国のBrexitはどうなるのでしょうか。この記事は、フォックス・ニュースから紹介します。

Post 2018/02/10  11:56

Post FOX NEWS By Adam Shaw 2018/02/09】

左翼の億万長者ジョージ・ソロスは、英国の有権者の2016年の欧州連合(EU)離脱を妨害するため、キャンペーンに数十億ドルの資金を投入している。

英国デーリー・テレグラフは、ソロスがオープン・ソサエティ基金を通じて反Brexitの「ベスト・オブ・ブリテン」キャンペーンに400,000ポンド(56万ドル)を送金したことを水曜日に初めて報告した。

彼はまた、Brexitの国民投票の実施を妨害するための支援を増やすため、グループの目標の一部として、ロンドンの家で大口の寄付者たちを迎えた。

ベスト・オブ・ブリテンは現在、前外交官であり、前国連副事務総長であったマーク・マロック・ブラウン卿が率いており、2回目の国民投票のための大規模な広告キャンペーンを計画していると報じられている。

「ジョージ・ソロスの基金は、多くの他の主要援助国とともに、私たちの活動に多大な貢献をしました」とマロック・ブラウンはロイターに語った。彼はまた、400,000ポンドという金額が正確であることを確認した。

オープン・ソサエティ財団は、「ベスト・オブ・ブリテン」への資金調達は、ヨーロピアン・ムーブメントUKへの182,000ポンドの援助金を含む、Brexit関連の援助金の1つであるとした。

オープン・ソサエティ財団のパトリック・ガスパール会長は、「人権保護、市民権と労働権の奪取、クリーン・エアーや食品基準などの主要問題に対する安全対策が英国市民にとって重要な問題となっている」と述べた。そして、「英国とEUの将来の関係についての情報を得て、決定を下すために権限を与えられることが不可欠である」とした。

オープン・ソーシャル・ファンデーションは、この重要な議論が止まらないように活動する英国の団体を支援している。

「オープン・ソサエティの基本原則は、国民が政権の執行方法を決定し、得られるものと失うものを正確に知っているということ決定することだ」とオバマ大統領前政権担当のガスパード氏は述べた。

ソロスは何年もの間、世界中で、左翼の理念に彼の資金力を使ってきた。ソロス氏は先月スイスのダボスで、11月に民主党の勝利を確実にするために、彼のオープン・ソサエティ財団が米国に多くの機関に資金を提供していると語った

 

テレグラフは、次のように報じた。

ベスト・オブ・ブリテンが、大規模集会、コンサート、「ゲリラ的なマーケティング戦略」を計画している。
第2回投票または総選挙のいずれかを引き起こすために、強硬左派労働党党首ジェレミー・コービー率いる1人を支持し、テレサ・メイの保守政権を失脚させるため、交渉が完了した時点で、議員たちがBrexit交渉に対する投票に圧力をかけるよう取り組むつもりだ。

前メイ首相の最側近、ニック・ティモシーは、「この暴露は、2016年の結果を無効にするため、ブリュッセルからロンドンへの国際的なキャンペーンがあり、Brexit支持の英国人から不安を掻き立てるために提供されたのだろう」だとし、そのニュースは、EU離脱支持者へ「警鐘」だと述べた

「エリート主義者は政府を倒すことを企んでいる」と彼は書いている。

元イギリス独立党首のナイジェル・ファラージは、ソロスの影響について最終的に話し合っていたことを喜んだと述べ、同様の呼びかけをし、ツイートした。

「目を覚ます時だ」

 

2016年の夏の幸福感が静まった後、Brexit陣営の間で不安が広がっている。
ブリュッセルとの政府の交渉は、2019年に英国がEUブロックからの離脱より先に、EUが強硬路線をとっている中、ますます交渉が激化している。
EU関係者は、英国の政治なメディアのエリート達の間で、EU残留の意見が高まることによって支えられているようだ。

英国のトニー・ブレア前首相は、英国はブロックに留まるよう堂々と要求している。
彼は、潜在的な第2回国民投票を求める顕著な声の中にあり、有権者の意欲を裏切る運動ではないとしたが、取引の条件が設定されると、有権者が「考え直す」チャンスを得ることができると述べた。

 

「一旦代替案を知るならば、議会や選挙、新しい国民投票を通じた再考が必要だ。当然のことながら、最初に戻ってはいけない。
これは、現在のEU加盟国の代替案に関する知識に基づいた選択をすることになるからだ」と彼は書いた先月の The New Statesmanの論説に書いた

しかし、若干の世論調査では、英国人は再び考え直すことができると示唆しているが、他の世論は正反対であると述べている。
この戦いの両サイドの指導者は、英国のムードは政府が国民投票を通じて見るべきだということを認めているようだ。

ティモシー氏は、「一般大衆の意見は、首尾一貫したままである」とテレグラフに分析した。「継続的な反対運動と政府の交渉ポチジョンに対する批評にもかかわらず、Brexitに対しての突然の運動はなかった」

EU残留支持者のマロク・ブラウン氏は先月、BBCのインタビューで「国民が考えを変えていると思う」と述べる前に、「私が見たいほど劇的に変化させていない」と認めた

(海外ニュース翻訳情報局 MK)

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