【米国】極右親トランプメディアのブライトバート編集部からもトランプ批判が噴出

海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子  2021/01/16
 
 
極右の親トランプメディア、ブライトバードのSlackでの内部文書の内容が明らかになりました。
ブライトバードといえども、内部からトランプと親トランプの行動について厳しい意見がでています。
同メディアの国際ニュース編集者のフランシス・マルテルが、警官を含む五人が死亡した暴動の翌朝、「彼に全く寛大になれない」「トランプを破壊しろ」とSlackに投稿しました。
 
マルテルは、トランプのMAGA支持が十年に及ぶ保守的政治を台無しにし、共和党を「めちゃくちゃに」にし、右翼運動の展望を暗くしたと嘆いています。
 
「彼のせいで私たちは10年も遅れをとってしまった」とマーテル氏。
「我々は自分達の価値観を広めるために一生懸命働いてきたけど、彼がそれを唱え大統領になった。しかし、そして今彼は全てをめちゃくちゃにしたまま。すべてを混乱にしたまま。いや、彼を破壊しろ。他のすべての 『ポピュラリスト』たちへの教訓にしよう。」
もちろん、トランプを擁護する意見もあります。

ブライトバートのコラムニスト、ジョン・ノルテ氏は、「トランプ氏は昨日、人々に平和で敬意を払うように明確に求め、その後すぐに暴力の停止を求めた」と述べ、暴徒は「明らかに」「99%平和的」であると主張しています。

しかし、上級編集者のレベッカ・マンスールはブライトバートの内部Slackに投稿された別のメッセージに次のように書いています。

「トランプは、選挙の票が盗まれたと言い2ヶ月を費やしました。」

「その後、彼らは投票を承認の日に国会議事堂に行くように言い、トランプは彼らと一緒に行くだろうと言った。そして、彼の熱烈な支持者の大部分は、文字通り、彼が唯一の人間であると信じている人々であり、その間にあるのは、悪魔のような小児性愛者の陰謀であり、それは密かに世界を動かしている(今では明らかにマイク・ペンスが含まれている)陰謀論。そして、私たちは何千人もの支持者が、一日中『革命』についてつぶやいていたことに驚くべきだと思います。」

「票が強奪されたのではない 。トランプ氏は選挙に負けた。」

「彼はひどい選挙運動をした!彼はひどい選挙運動をした!それはすべて負け犬の被害妄想だ。私たち保守派はそういうことを嫌っていると思っていました。」

H/T デイリービースト

この記事が気に入ったらシェアをお願いします。