【編集部から】年末のご挨拶と私たちからのお願い

 

Post 2017/12/29  0:00

今年も残りわずかとなりました。
当サイト編集長の樺島です。

私どもは、サイト開設以来、
海外で報じられているニュースや各種の情報を、そのまま忠実に、
「FACTを伝える」という観点で運営してまいりました。
幸いにして、常時閲覧してくださる方々からは高く評価していただいていますが、
正直なところ、まだまだ世の中に広く普及しているとはいえません。

国内大手メディアが(なぜか)取り上げていないけれども、
しかし日本国民が知るべき海外のニュースを探し出して伝えていく、
という使命感に燃えて、私を含む翻訳スタッフがボランティアで運営しています。
すでにこれまでいくつもの重要な情報を発信してきており、
日本社会への警鐘を鳴らしてきたものと自負しております。

当サイトがなかなか広く認知されない理由は、
もちろん真摯に自己反省をしています。
一言でいうと「真面目すぎる」のだと思います。

タイトルだけ目立って中身がともなわない受けねらいの「釣り情報」や、
一瞬スカッとするだけでまったく建設的でないただの「批判」や「悪口」は載せません。
誰かの、あるいはどこかの国の悪口を、オモシロおかしく書いて内輪で喜ぶのではなく、
あくまでもFACTを共有し、それをどう判断し、どう分析し、
そのうえでどう未来を築いていくのかを考えていく材料を提供しています。

したがって私たちが報じる海外ニュースの中には、
読んでいて気が重くなってしまうものもあれば、
どう理解すればいいのか悩んでしまうものもあります。
それだけに、読者の皆様が喜んでどんどんシェアをしてくださり、
短期的に拡がっていく性質のものではないだろうと考えています。
しかし、それでも私どもは、こうした情報をぜひ伝えなければならないと信じています。

もちろん、私たちが報じたニュースについて、
判断されるのは読者の皆様ご自身です。
繰り返しますが、私たちはあくまでも「考える材料」として、
海外で発信されているさまざまなニュースを翻訳し、
サイト上で公表しているに過ぎません。
国内外でいわゆる「フェイクニュース」が蔓延している現代だからこそ、
「FACTを厳選してお届けすること」に全力を尽くしています。

読者の皆様へのお願いがあるとすれば、
それは、当サイトで取り上げた海外ニュースが、
「どういう媒体で発表され、どういう人間が発信しているか」に留意していただきたい、
ということです。
それを確認していただいたうえで、
内容をそのまま「鵜呑み」にされることなく、
他の媒体と比較するなどして、ご自身で検証していただきたいのです。
そうすることによって、何か新しい発見をしていただけるものと期待しています。

これからも私どもの力と情熱が続く限り、
当サイトをより素晴らしいものに成長させていきたいと考えています。

来年が皆様にとってよりよき年となりますようお祈りしながら、
年末のご挨拶とさせていただきます。
皆様よいお年をお迎えください。

海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子

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