【ベトナム】南シナ海の地図をめぐり「バービー」の上映を禁止

《引用元 Voice of America

ハノイ 発ー
ベトナムはワーナー・ブラザースの待望の映画「バービー」を国内での上映を禁止したと月曜日国営メディアが報じた。これは、中国が南シナ海で一方的に領有を主張している地域を示す地図が含まれているシーンがあるため。

U字型の「九段線」は、中国の地図上で南シナ海の広大な地域を主張するために使用されており、その一部にはベトナムが自国の大陸棚と考えている範囲や、そこで石油の権益を授与している地域も含まれている。

「バービー」は、中国の論争の的となっている九段線を描いたため、ベトナムで禁止された最新の映画である。この九段線は、2016年にハーグの裁判所による国際仲裁判決で否定されましたが、中国はこの判決を認めていない。

2019年には、ベトナム政府がドリームワークスのアニメ映画「アボミナブル」を、昨年はソニーのアクション映画「アンチャーテッド」を同様の理由で禁止した。

Netflixも2021年にオーストラリアのスパイドラマ「Pine Gap」を削除した。

マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングが主演する「バービー」は、国営のTuoi Tre新聞によれば、アメリカと同じく7月21日にベトナムで公開予定だった。

報道によると、外国映画のライセンスと検閲を担当する政府機関である映画局のヴィ・キエン・タン局長は、「アメリカの映画『バービー』には九段線の不快なイメージが含まれているため、ベトナムでの公開ライセンスを発行しません」と述べたという。

ワーナー・ブラザースは即座にコメントの要請に応じていない。

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子 文・翻訳)

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