【米国:全真相・第二弾】コビントン・カトリック高校の生徒に対する報道で自らの首を絞めたメディアの全容

4

2つのグループの攻撃の標的が白人少年たちに変わる

 

カメラは五人の白人少年達を映した。一人は確かにMAGA帽子を被っていた。彼らは礼儀正しいくらいの距離を取っていた。手をポケットに突っ込み、興味津々な表情でこの会話を聞いていた。彼らは帰りのバスを待っていたのだ。

 

「お前はなんであいつらに腹を立てないのか?」と黒人古代イスラエル民族派達が先住民女性に問いかけた。
「そうだ。あのカッコつけの白人の事だ。」ともう一人の黒人が言った。

 

少年達はこの挑発に対して返事しなかったが、白人少年の一人は「カッコつけの白人」と呼ばれた事に対して微笑んだ。まるで何が起きているか興味を持っているようだ。例えるなら、ロンドンのハイドパークで主張している人達の話を聞くのが面白いような感じだ。

 

先住民の女性は白人の少年達を攻撃する事に興味を持っていなかった。黒人古代イスラエル民族派達との口論を続け、彼女の論法は説得力がありすぎて黒人の説教者を脱線させたのだ。

黒人グループの一人の男性は「あの女は俺らの気を散らそうとしている。議論の流れを遮ろうとしている」と発言した。

黒人の説教者は女性に対してこう言い放った:


「お前はイカれている。旦那はどこだ?俺と話しさせてくれ」。

 


問題の動画の一部がここから始まった

 

この時点でコビントン・カトリック高校の学生達の数が10人か12人に増えた。一部がMAGA帽子を被っていた。彼らは4~5メートルほど離れていて、その衝突は自分たち経験の範囲を超えているものの、自分達が精通している聖書の説明をしていた。

 

「突っ立って嘲笑するなよ」と黒人は少年達に言ったが、少年達は嘲笑している様子ではなかった。

「その白いケツでこっちまで来て何か言えよ」と言ったものの、少年達は向きを変えて大勢が集まっている方へと歩き出した。

「汚い白人野郎どもめ。お前らの番はじきにやってくる。お前らは黒人地域でその小さなケツで近づいてきて、そんな事なんてしねぇだろ。」と彼は白人達に言ったが、白人達は気に留めなかった。

「そうだ、そうなったら俺はお前の小さなケツに足を突っ込むぞ」と黒人は続いた。

 

その時点で米先住民の集会が始まった。集まった人々は、腕を組み踊り始めた。

一人の黒人古代イスラエル民族派がもう一人のメンバーに対して「あいつらは自分達が何なのかわかってない」と残念そうに話した。

少し前の時点で彼は先住民達を「アンクル・トマホーク」(白人に対して腰が低い態度を示した黒人を侮蔑する人種差別用語「アンクル・トム」のもじり)と呼んだのだ。

 

少年達は既に彼に見切りをつけた。大勢が集まっている方に加わり、学校の応援の声援をし始めた。スタジアムでは欠かせない「Seven Nation Army」の最初の小節を口ずさみ、上下にジャンプし、踊ったのだ。

後に彼らは付き添いの人達から許可をもらい、黒人古代イスラエル民族派の人種差別的な挑発に乗らず学校の声援ソングを歌ったと主張した。

 

ドラムの音が聞こえ、フィリップス氏が他のドラム奏者数人と現れた。ドラム奏者達は少年達のグループへと向かっていた。

黒人古代イスラエル民族派の一人は「ガド族がやってきたぞ!」と興奮した様子で言った。彼の信仰では米先住民はイスラエルの古代民族ガド族だと教えているのだ。どうやら先住民達への攻撃で、先住民達の一部が白人達と立ち向かう事になったと思っているようだ。

「ガド族が来た!」ともう一度言ったものの、すぐに意気消沈した。
「ガド族は演奏しに来たんじゃなくて、助けに来たんだがな」と呆れた様子で発言した。

 

ドラム奏者達は少年達の方へと向かい、演奏をし続けた。「Seven Nation Army」に合わせて飛び跳ねていた少年達は、ドラムの演奏と共に飛び跳ね始めた。フィリップス氏はこのグループの方に近づき、そしてグループの中に入っていった。
ここで黒人古代イスラエル民族派の動画は参考にならない。なぜならフィリップス氏は群衆の中に紛れ込んでしまったのだ。

4

      

この記事が気に入ったらシェアをお願いします。