【ウィキリークス・陰謀】アサンジ氏のツイッターがダウンか?クリスマスに『アカウント削除』

先日、ウィキリークスの担当弁護士事務所が強盗未遂に遭った記事を紹介しましたが、今度は、アサンジ氏のツイッターアカウントがクリスマスに突然消え、ネット上で大騒ぎとなったそうです。本記事は、アカウントが消えた直後の混乱を伝えるものです。その後、アサンジ氏のアカウントは復活しました。
突然に雲隠れに慌てたのは、一般市民だけではなかったようで、米国海軍の公式ツイッターで、うっかり「ジュリアン・アサンジ」とツイートしてしまうというハプニングもありました(その後ツイートは削除)。この件も、しっかりアサンジ氏に突っ込まれていますが、なぜ一時的にアカウントがなくなったのかは明らかにされていません。本記事は、英国エクスプレス、ロシア・トゥディからの紹介です。

Post 2017/12/26 22:14

Express UK By VINCENT WOOD 2017/12/25】

著名なハクティビスト*であり、ウィキリークス創設者であるジュリアン・アサンジ氏のツイッターアカウントが、ソーシャルメディアサイトから取り除かれた。

*ハクティビストとは・・サイバー犯罪に関する用語で、社会的・政治的な主張を目的としたハッキング活動(ハクティビズム)を行う者のこと

ツイッターは、アサンジ氏がロンドンにあるエクアドル大使館外との世界と通信するための、もっとも公的な手段である。彼は、大使館を出た瞬間に逮捕される恐れがあるため、5年間大使館に身を潜めている。

しかし、物議をかもすその人物のアカウントである、@JulianAssangeが不可解なことにクリスマスの朝、午前12時から1時の間に消えたのだ。

アサンジ氏の最後のツイートは12月22日であり、なぜアカウントが取り除かれたかもしれないのか、糸口を残してはいない。

彼の最後の投稿は、有名な彼自身の言葉の引用であった。「知識のある大衆は、力のある大衆であり、自由な大衆である。」

ウィキリークス創設者は、世界各国の政府を敵に回しており、その中には彼が国家機密をリークした米国、またカタルーニャ独立運動を支援したスペインが含まれる。

ツイッターユーザーは素早く反応し、アカウントが削除されたのか、あるいは取り除かれたのかについて疑問を投げかけた。

ある者は、「ジュリアン・アサンジ氏のアカウントはツイッターに一時停止されたのではなく、ハッキングされて削除されたように見える。」と書いた。

「彼をハッキングするリソースを誰が持っているのだろうか。」

「彼は襲われたのだろうか。彼は生きているのだろうか。」

「秘密を抱えた者たちは彼を生かしておきたいはずだ。彼が死んだら真相が表に出てしまう。」

現時点で、不可解な削除の後、アサンジ氏からも公式ウィキリークスのアカウントからも発言はない。

別の者はこう付け加えた。「ジュリアン・アサンジ氏が生きている証拠をみせないと、24時間も経たないうちにネットは荒れ狂うだろう。」

しかし、物議をかもすその人物のアカウントがなくなったことに、クリスマス気分に満ちている者たちもいる。

ある者は、「クリスマスの奇跡だ!」と書いた。

別の者も賛同してこう述べた。「これは、自分のクリスマス・リストにはなかったけど、もらっておくよ。」

(補足)

アカウント復活後、アサンジ氏はこのツイートを最初に出した。

今朝、米国海軍情報事務所のデジタル・メディア担当チームの認定ユーザーが、トレンドワードであった「ジュリアン・アサンジ」と不注意により入力し、海軍公式ツイッターアカウント(@USNavy)にツイートしてしまったのだ。

ウイキリークスがそのスクリーンショットをツイートした。

H/T RT 2017/2/26

(海外ニュース翻訳情報局 渡辺つぐみ)

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