【米ロ・対自爆テロ】CIAの情報が、ロシア・テロ攻撃を妨害、ウラジミール・プーチンがドナルド・トランプ氏に感謝

こういうニュースはいいですね。米国内でトランプ大統領のロシア疑惑がいまだに言われている中、米ロが協力しISテロを阻止したと言うニュース。このニュースは、オーストラリアのABCニュースからの記事を紹介します。
Post 2017/12/18 18:07

ABC NEWS 2017/12/18】

ロシア政府によると、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、ドナルド・トランプ米大統領に、サンクトペテルブルクでの一連の爆弾テロを阻止に役立ったCIAの内部情報について感謝の意を表明した。

CIAの内部情報が、ロシア最高の国内治安機関は、市内のカザン大聖堂や他の混雑した拠点を爆撃しようと計画を立てていた複数の容疑者を追跡し、逮捕させたとロシア政府は述べた。

「CIAから受け取った情報は、犯罪の容疑者を見つけ出し、拘束するのに十分であることが判明した」とロシア政府は語った。

プーチン大統領はまた、トランプ氏にCIAに感謝の意を表明し、ロシアの法執行機関が過去に行ったように、テロ脅威の可能性に関する情報を引き渡すことを保証した、とロシア政府は付け加えた。

ホワイトハウスは、計画自体についての詳細は明らかにしなかったが、攻撃が「多数の人々が殺害された可能性がある」と述べた。

ホワイトハウスは、モスクワとワシントンが協力し、その上で、行った点として阻止した(テロ)計画に注目した。

ホワイトハウスは、「両首脳は、両国が協力し、積極的に取り組んでいく中で起こり得る肯定的な事例となっていることで意見が一致した」と述べた。トランプ氏は、プーチン氏からの電話に謝意を述べたと付け加えた。

ロシア当局者は、両国がテロ関連情報を引き続き交換していると述べたが、ロシア政府からの声明は、米国の情報が攻撃を防ぐのに役立ったというロシア初の公式主張であった

会談は、木曜日から2人の指導者の間の2回目の電話だった。トランプ氏は、プーチン氏の発言の「米国の堅調な経済成果を認めた」ことに謝意を表した。

12月16日に、サンクトペテルブルクでテロ攻撃を計画の疑いで、7人のイスラム国家の信者が逮捕されたとロシアの連邦安全保障局(FSB)は金曜日発表した。

当局によると、ISの命令で、容疑者は、教会と市内で最も混雑する地域で一連の自爆テロを起こす計画をした。

それは、サンクトペテルブルクのアパートの捜索で爆薬、自動小銃、過激派の文書が見つかった。

ロシアの報道によると、カザン大聖堂は主要な目標だった。

ロシアのテレビ局は、金曜日のテロの容疑者が逮捕され取り調べを受けて以来、毎日映像を放映している。

ワンセグ放送は、容疑者を拘束したサンクトペテルブルクのアパートの外にFSB捜査官を映し出した。彼は後で、容疑者が榴散弾を仕掛けた手作りの爆弾を準備するように言われたと言っていた。

「私の仕事は爆発物を作ってボトルに入れ、榴散弾をつけることだった」と、ロシアメディアが18歳のエヴゲーニ・エフモフ(Yevgeny Yefimov)として特定した容疑者は、FSBが発表した映像で述べた。

テレビの報道には、容疑者が爆発物を作るための実験室として使用した金属コンテナーの映像が報じられた。

もう一つのビデオでは、捜査官たちがドアを壊し、他の容疑者たちが使用していたアパートを強制捜査されていた。

先週、FSBはまた、モスクワで複数のISに関係する容疑者を逮捕したとしており、彼らは新年の間に一連の自爆テロを計画していたと言われている。

(海外ニュース翻訳情報局 MK)

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