【米国:メディア比較】米国防総省の誤操作により、機密情報が露の同盟国の手に渡る

ペンタゴン(国防総省)のタイプミスにより、数百万通という大量の米軍のEメールがロシアの同盟国マリに誤送信されたという記事です。

右派と左派のメディアを比較すると、両者とも情報筋がアメリカがロシアがマリをウクライナに武器を移動させるために利用していると非難していて、更にマリがワグナーグループを雇っていることを指摘する内容になっています。

こちらでは、米国の右派メディアのThe Washington freee Beaconの記事を翻訳紹介いたします。


《引用記事 The Washington freee Beacon 》

軍関係者が頻繁に犯すタイプミスにより、何百万通もの米国の機密電子メールが、ロシアと同盟関係にあるアフリカの国の手に渡ってしまった。

米軍は「.MIL」という電子メールのドメイン名を使用しているが、このドメイン名は西アフリカのマリという国の登録ドメイン「.ML」とスペルミスされることがある。

フィナンシャル・タイムズ紙の報道によれば、ペンタゴン関係者に当てた電子メールの中には、外交文書、納税申告書、旅行情報、その他の機密情報が含まれ、ドメインのスペルが間違っていると、誤ってマリの電子メール・アカウントに届いてしまうという。

この問題は、マリのドメイン管理契約を結んでいるオランダのインターネット起業家、ヨハネス・ズールビアによって10年前に初めて発見された。ズールビア氏はこの問題を米国政府に警告しており、今週で契約が終了するため、最近その取り組みを強化している。

フィナンシャル・タイムズ紙によれば、「このリスクは現実のものであり、アメリカの敵対勢力に悪用される可能性がある」とズールビア氏は米国への書簡の中で述べている。

ズールビア氏は、米国に問題の大きさを示すため、1月以来10万通以上の電子メールを収集したと述べた。先週はたった一日で1000通近くのメールを収集した。ズールビア氏によれば、システムには長年にわたって数百万通の電子メールが保存されているとのことである。

国防総省はこの問題を認め、誤送信された電子メールの送信を阻止するための制御を導入したと述べた。

ペンタゴン関係者は次のようにフォックスニュースに語った。

「国防総省はこの問題を認識しており、管理された国家安全保障情報や管理された無許可の機密情報のすべての不正開示を深刻に受け止めている。」

「『.mil』ドメインからのメールが誤ったドメインに配信されないようにするためのポリシー、訓練、技術的な制御策を実施しており、そのようなメールは.milドメインを出る前にブロックされ、送信者には意図した受信者の電子メールアドレスを認証する必要があることが通知されます。」

ただし、ペンタゴンは「政府の業務に個人のメールアカウントの使用を防止する技術的な制御を実施することは不可能」と述べた。

アフリカの当局者が米国のデータを入手した場合、マリと米国の敵対国とのつながりが問題となる可能性がある。ロシアの私設軍事組織「ワグネル・グループ」の戦闘員は、マリの反政府武装勢力との戦いを支援するため、1年以上マリで活動している。米国は、ロシアがウクライナに武器を運ぶ中継基地としてマリを利用していると非難している。

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子 文 翻訳)

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