【ホワイトハウス :大統領宣言】 2019年マーティン・ルーサー・キング牧師の日に寄せて

アメリカでは毎年1月第3月曜日がマーティン・ルーサー・キング牧師の日という祝日になっています。
トランプ大統領は、多くのマスコミやそれに刷り込まれた人たちにより、いまだに人種差別主義者のように思われていますが、毎年必ずこの日に向けてキング牧師の偉業を称える声明を発信しています。

今年のキング牧師の日の3日前にホワイトハウスのホームページに掲載されたこの宣言は、トランプ大統領が、すべての善良なアメリカ人が人種や宗教や過去の経歴に関わらず、豊かな生活を送れるように努力してきたか（そして、如何にそれを実現してきたか）を示しています。果たしてこれが、口先だけの綺麗ごとに聞こえるでしょうか。

Post by ONTiB Yasushi Asaoka 2019/01/25 0:32

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【White House 　2019/01/18】

宣言

大統領声明　2019年マーティン・ルーサー・キング牧師の日に寄せて

2019年1月18日

エイブラハム・リンカーン大統領の奴隷解放宣言から100年後、偉大なるマーティン・ルーサー・キング牧師はリンカーン記念堂の階段に立ち、「人種差別の底なし沼から、友愛というしっかりとした岩の上に」アメリカを乗せるという夢を語りました。1963年8月のその重要な日における彼の特別なメッセージは、人種、宗教に関わらず、あらゆるアメリカ人を鼓舞し、そしてそれは現在に至るまで、この偉大なる国の愛国者たちの心に反響し続けているのです。今日この日、マーティン・ルーサー・キング牧師の人生と遺産に思いをはせながら、私たちはすべてのアメリカ国民のための平等と正義を促進すること、そして彼の素晴らしい夢を完全に実現することをここに再び約束します。

アメリカ合衆国においては、すべての国民がより良い、明るい将来を持つ機会を与えられるべきであり、大統領として私は、すべてのアメリカ人にその機会を広げることを約束します。過去2年の間に私たちは500万もの雇用を創出しました。そして、アフリカ系、ヒスパニック系、アジア系、高卒以下の経歴を持つアメリカ人たちの失業率は史上最低レベルに達しています。

また重要なことには、投獄され、社会に対しての借りを既に返した人たちが、人生において二度目のチャンスを与えられるように、この国の刑事司法制度を改善するための努力を、私たちは根気強く続けてきました。昨年、私はファーストステップ法案の成立に署名しました。その法案は、私たちの司法制度がすべてのアメリカ人にとって公平なものになるように、囚人が再びうまく社会に溶け込み、彼らに常識を身に着ける準備をさせるためのものです。職業訓練、教育、メンタルヘルスケアを含む常習性削減プログラムを通じて、凶悪犯以外の犯罪者は贖罪のチャンスとより良い運命を満喫する機会を与えられるのです。

私たちはまた、国家として大きく前進しました。しかし、キング牧師の「正義が滝のように、公正さが急流のように流れる」との言葉に達するには、まだまだやるべきことがあるということはよく理解しています。すべての新しい世代のすべてのアメリカ人がこの偉大な国の将来における明るい見込みの恩恵を被るようになるまで、私たちはひとつのアメリカの家族として団結し、休むことはなく、そして決して満足することもないでしょう。雇用と自由を求めたキング牧師のワシントン大行進から既に半世紀以上が経ちましたが、この国は過去を忘れることなく、そして私たちはキング牧師の遺産に鼓舞され、彼の知見と夢に活気を与えられながら、確固とした楽観主義をもって将来を見据えています。マーティン・ルーサー・キング牧師の思い出と、彼の夢を完全に実現させるための私たちのこれまでの努力が、信仰と愛が私たちをひとつの偉大なアメリカの家族として結び付けているということを、どうか私たちに気付かせてくださいますように。

ここに、私ことドナルド・トランプは、アメリカ合衆国大統領として、合衆国憲法及び各種法律により私に付与された権限に基づき、2019年1月21日をマーティン・ルーサー・キング牧師の日として連邦法定休日とすることを宣言します。この日に、私はすべてのアメリカ人に対し、他者、社会、そして国家への奉仕に取り組むことにより、キング牧師の夢を引き継ぐことを奨励します。

上記を証として、西暦2019年、アメリカ合衆国建国243年1月18日、ここに私は署名致しました。

ドナルド・J・トランプ