【エンタメ:話題】マーク・マーテル氏:映画「ボヘミアン・ラプソディ」で声を貸した男(動画あり)

現在大ヒット上演中の「ボヘミアン・ラプソディ」、ご覧になりましたか?
クイーンのロジャー・テイラー、ブライアン・メイが全面的に音楽監修をしたこの映画よくできた映画でした。
その中で、亡きフレディ・マーキュリーの歌声、よく細部に渡って残っていたなと思われた方も多いのではないでしょうか。
実をいうと、オーディションで勝ち抜いたカナダ出身のマーク・マーテルというシンガーが歌っている部分があるんです。
びっくりするぐらいフレディの声に似ているマーテル氏。やはり顔の骨格が似ている気がします。
記事内動画もぜひごらんください。

Noise11.comのインタビュー記事を一部抄訳紹介します。


「彼らは映画の中で、見ている人に臨場感あふれる体験を与え、誰が歌っているのかわからないようにするために僕を雇いました。観ている人に、フレディ・マーキュリーが本当に歌っていると信じ込ませるために」(マーテル)

「数週間、アビー・ロードに行って録音をしました。音楽業界の裏を見るのは初めてで、とても興味深く、とても記憶に残る体験でした」(マーテル)

サウンド・トラックはクイーンのオリジナルだが、ボーカルがミックスされている。

「クイーンはすべてオリジナル曲を映画に提供しました」(マーテル)
「この映画は、フレディが歌ったものと僕とラミが歌ったものをミックスしたものです。すべてわからないように処理されています」(マーテル)

マーテルは、クイーンのロジャー・テイラーとブライアン・メイと出会った頃、ちょっとした有名人だったと述べた。

「初めの頃のオーディションはビデオで行われました。私はロサンゼルスのFoo Fightersスタジオでの3回目のオーディションまでロジャーに会ったことがなかった。とてもワイルドな一日でした。最初のビデオが世界中でウイルスになっていて、私はすでにその世界ではマイナーな有名人だったので、それはとても奇妙でした。期待していなかった。
不安になった。その役を争っていた全員が顔を合わせたのはこれが初めてで、私たちはロジャー・テイラーとクイーンの映画監督のジム・ビーチがいつか現れることを知っていた。私はこのオーディションに出た他の人たちより少し年上だった。ロジャーはとても気さくな人でした。とても楽しかったです。夢が実現するのを見て彼はまさに興奮していたと思います」(マーテル)

マルテルはカナダのケベック出身である。
「フレディはよくアメリカのアクセントで歌っていたのが面白いですね。彼はアメリカの大げさな言葉に向いていると思う。しっくりきます」
(H/T Noise11


マーク・マーテルは、ブライアン・メイとロジャー・テイラーに、クイーンのオフィシャル・トリビュート・バンド「 Queen Extravaganza」のシンガーとして選ばれ、現在、「The Ultimate Queen Celebration show」で活動中。

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子)

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