【中国】イースターのキリスト教弾圧:中国は、信者と教会グループを逮捕

昨年の1月にも、中国の警察がキリスト教徒に暴行を加え、教会が破壊されたというニュースを当サイト(ブログ時代)でも報じました。
また、今年の4月1日のイースターに合わせたように始まった中国政府のキリスト教徒への弾圧についてニュースが報じられています。
この記事によると、これは、近年キリスト教徒の数が急増し、その数は中国の共産党員よりも遥かに上回っていることを懸念した中国政府の動きだとのことです。
「中国共産党員よりもキリスト教徒の数が遥かに上回っている」ということに驚きました。これらの弾圧は、中国共産党の焦りから生じるものなのでしょうか。
この弾圧について、関係者の意見だとして「文化大革命のようだ」といわれてます。 この記事は英国のエクスプレスUKから紹介します。

Post 2018/03/30  23:29

Express UK By ALAHNA KINDRED  2018/03/29】

共産党政府が、復活祭(イースター)粛清の中での教会弾圧として、信者たちは逮捕され、教会の集会は禁止された。キリスト教徒は、中国で自宅監禁中である。

当局は、事実上のキリスト教の集会禁止を強要し、河南省では、警察は、彼らが家を出るたびにどこに行くのかを報告するよう要求している。

取締りが厳しくなっているという恐怖の中で、教会グループの集会に参加するのを恐れ、キリスト教徒は、中国で自宅監禁の状態にある。

匿名の関係者は、そのことが、またかつての文化革命のときのようだと感じたと語った。

彼らは次のように話した。

「私は、社旗県の大部分の教会、さらにすべての信者がもう集会をすることができないという通知を受けたと聞いた。キリスト教徒は集会を行うこと恐れ、またどこにも集会ができる場所もない」

中国政府は共産主義国家での教会を弾圧している

 

「時代が変わった。文化革命のように感じる」

これらの衝撃的な主張は、宗教的迫害を報告している米国に本拠を置くグループ、チャイナエイドからのものだ。

文化革命は、1966年から1976年まで続き、毛沢東は共産党の公式の宗教的な信念として無神論を執行しようとし、共産主義以外で影響を及ぼす全ての物を根絶しようとした。

 

中国の河南省のキリスト教徒たちが、逮捕されたと伝えられている

 

固始県の教会には、宗教活動の禁止についての通知もあると伝えられている。

近くの唐河県では、当局は、中国共産党の主導によって設立された(中華人民共和国の合同教会)の三自愛国教会に登録するように各修道院の教会に指示し、修道院の教会に参加する人は3,349ポンドの罰金を科される。

今月初め、中国の司祭たちは、政府が大規模な奇襲を行い、河南省のカトリック教会から十字架を取り壊しているVTRをシェアした。

政府は、この大聖堂に制裁措置をとり、この地域のカトリック教会から十字架が取り除かれたのは初めてであると報じられた。

 

チャイナエイドの会長ボブ・フー氏は、クリスチャン・ポストに次のように語った。

「国の最高指導者は、キリスト教の信仰とその公衆の存在の急成長と、社会的影響を及ぼすことになるとの不安が高まっている」

「同国のキリスト教徒の数が、党員よりもはるかに上回っていることから、共産党にとっては政治的な恐怖である」

2月にエクスプレスUKは、100人以上のキリスト教徒が「再教育」キャンプに送られ、そこで彼らは国のイデオロギーに忠誠をつくすことを教えられたと考えられていた。

キリスト教迫害監視団体であるオープン・ドアーズによると、これらのいわゆる「洗脳センター」は、拘留者に宗教ではなく、中国に忠誠を尽くすよう命じたという。

中国共産党は、近年、宗教の自由を抑圧して、支配を行おうとし、近年、宗教に対する大きな弾圧を開始した。

政府が認可していない教会は、聖書研究会を開いたり、家の外に十字架を飾ったりするなどの犯罪を行い、公序良俗に反したとして何百人ものキリスト教徒が逮捕され、監視下におかれた。

キリスト教徒が、祈ったり、賛美歌を歌ったりすることを禁止され、建物から十字架が取り除かれ、教会の礼拝に参加したとして逮捕されたことが報告された。

バチカンと中国の間で、教皇庁と中国政府との間で、外交関係につながる交渉を続けている。

声明は、中国では、待望の合意が3月末までに署名されると述べ、中国政府に支持された司教を引き合いに出した。

中国の代表団がいつローマに来るのかについて、バチカンはまだ正確に知らないと、木曜日以前にバチカン上層部の関係者は述べた。

中国のカトリック教徒は、教皇を認めている「地下」の共同体と地方の教会の共同体と協力して司教を任命している国家統制カトリック愛国協会に所属する教会との間で分断されている。正式な交渉の中、バチカンは将来の司教の任命のための交渉での発言権がある。

中国以外の何人かのカトリック指導者や、特に86歳のヨセフ・ゼン枢機卿(かつての香港大司教)は、バチカンが中国の共産党に「売り渡している」との見方をしており、この合意に非常に批判的である。

(海外ニュース翻訳情報局 MK)

 

 

 

 

 

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