【米国:調査結果】150ページの報告書で、米下院情報特別員会の共和党は、共謀の証拠は見つけられなかった

日本では、「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書が書き換えられた問題で大騒ぎです。この文書を読んでみましたが、あまり問題になるような事は書かれていませんでした。寧ろ、こんなことでここまで1年間も国会で審議しつづけ、税金を無駄遣いしているように見える野党に何かあるのではないかと疑ってしまいます。こうなったら、いっそのこと全てを明らかにして欲しいものです。
米国のトランプ大統領のロシア疑惑、こちらも調査結果が公表されました。150ページもの報告書の中に、共謀の可能性はないとされました。
日米ともに、現在同じような展開を見せています。
*この記事はデイリーコーラーから紹介します。

Post 2018/03/13  23:08

Daily Caller by Chuck Ross 2018/03/12 】

・米下院情報特別委員会の共和党は、150ページの報告書を完成させた。

・同議員は、トランプの(大統領選挙)キャンペーンとロシア政府の間に共謀の証拠はないと主張する

・この報告書はまた、悪名高いスティールのドシエ(調査の束)が「ロシアの情報筋からクリントン・キャンペーンにどのように渡ったか」を詳述している。

米下院情報特別委員会の共和党は、トランプ・キャンペーンとロシア政府の間に共謀があるという証拠はないと主張する150ページの報告書を完成させた。

この報告書は、次のようにさらに驚くべき主張もしている。

また、プーチン大統領が2016年の大統領選のキャンペーンに干渉していたことについては、ドナルド・トランプ大統領がヒラリー・クリントン元国務長官を敗北させるのを助けることを目的としたものではなかったとした。

その主張は、2017年1月6日の選挙でのロシアの干渉について諜報機関が出した評価とは異なる。

注目:爆弾レポートは、オバマが2016年にロシアに対して行動を起こしたくないと主張している。

委員会が、選挙でロシアの干渉を調査し始めてから426日後、月曜日に同委員会は報告書を発表した。委員会の共和党員によると、その期間に73回のインタビューが行われ、30万件以上の書類が審査された。

「トランプ・キャンペーンとロシア人との共謀、協力、または陰謀の証拠は見つからなかった」と同委員会が月曜日に発表した報告書の概説を示している。

概説ではまた、その報告書が2017年1月6日の情報機関の評価で、「賛同」を示すとしているが一つの注意点があるとしている

この報告書は、プーチン大統領の想定された好みである「候補者トランプ」に関して、情報機関の評価が分かれる。

この報告書は、と上席の情報機関の関係者とメディアとの間の「問題のある接触」だけではなく、悪名高いスティールのドシエ(調査の束)が「どのようにしてロシアの情報源からクリントンのキャンペーンへと渡ったか」についても詳述している。

この報告書はまた、ロシアの積極的な活動、攻撃に対する米国の対応、ロシアとトランプとクリントンのキャンペーンの関係、機密情報の「噂されたリーク」を分析している。

これには、ロシアの欧米のサイバー攻撃のパターンや、クレムリンの「ソーシャルメディアによって混乱をおこさせた」結果が含まれている。

この報告書はまた、前オバマ政権の「ロシアの積極的な活動への不十分な選挙前の対応」を評価することで、バラク・オバマ前大統領の政権を攻撃するだろう。

共和党と下院委員会議長を務めるカリフォルニア州議会議員、デヴィン・ヌネス(Devin Nunes)氏は、「委員会は1年以上の間、ロシアの調査を終え、今度は報告書を完成させる予定である」と声明文を読んだ。

彼はサウスカロライナ州下院議員のトレイ・ゴウディ(Trey Gowdy)氏、フロリダ州下院議員トム・ルーニー(Tom Rooney)氏、テキサス州下院議員マイク・コナウェイ(Mike Conaway)氏に、すべての共和党員に対し、「彼らがこの調査を導いて行った素晴らしい仕事」に対し感謝した。

この報告書には、選挙の安全保障、選挙資金の透明性、「政治運動や不正な情報開示に関連する対抗措置の実践」を改善するための25以上の勧告が含まれている。

この報告書は火曜日に米下院情報特別員会の民主党に提出される。審査の結果、米国諜報機関による機密解除審査報告を提出する投票が行われる。

審査の後、報告書の機密扱いがとかれたバージョンが公表される予定である。

下院情報特別員会の民主党も、自らの報告書を作成する予定である。この報告書は、捜査を完了させるために召喚状を発行するよう求めているとCNNが月曜日早朝に報じた。

(海外ニュース翻訳情報局 加藤雅章)

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