【オーストリア:移民問題】早朝のイスラム教の祈りに不満を言った女性は、精神分析医に見てもらうよう言われた

新しい移民に対しての寛容さというのは、元々のそこの住民にどこまで要求されるのでしょうか。
長年オーストリアに住んでいたクロアチア人の女性が、病院に入院しました。そこで同室になったイスラム教徒の女性が朝早くから祈りを始め、そのことに不満を訴えると、精神分析医に見てもらうよう言われたという話です。
この病院がこのイスラム教徒のために他の入院患者に寛容さを求めるのは筋違いに思えて仕方ありません。この女性に寛容さを求めるのではなく、病院がイスラム教徒のために祈りの場をつくる寛容さを示すべきではないかと思います。しかしながら、最近の急増するイスラム教徒の移民への対応に、病院もヨーロッパの国々の行政も手が回らないのかもしれません。急激な移民の受け入れは、個人の負担がますます増えるばかりです。この記事は、WOCHEN BLLICKから紹介します。

Post 2018/02/24  23:24

WOCHEN BLLICK   2018/02/17 】

オーストリアに40年住んでいるクロアチア人の女性が病院に入院し、トルコのイスラム教徒と同室になった。
同室のイスラム教徒の患者が、朝6時に大声で祈りを始め、そのことを病院に訴えたところ、精神分析医に見てもらうよう言われた。

68歳のクロアチア人ナディアは、ウィーンの16区、オッタクリングに40年間住んでいる。
この地域は、トルコ人、セルビア人、最近では多くのアフリカ人が移住者の割合が特に高い地区である。長年、彼女は、この地域に住んでいるが、現在、彼女は、色々なことに恐怖を感じている。最近では、公共交通機関は使わず、息子の車で移動を行う。

脳卒中後、彼女は歩くと話すことをリハビリしなければならなかったし、今度は大腿骨頚部を骨折した。彼女の息子が、ザンクト・ゲオルゲン・イム・アッターガウで入院してのリハビリを勧めた。しかし、これが本当の恐怖のはじまりだった。

「私の59歳のルームメイトは、午前6時に部屋の中で祈りを始めた。部屋に祈りの場を作るために、彼女は椅子を大きな音をたてた。それで目が覚めた。すると彼女が大声で祈り始めた」「部屋のシャワールームでも祈っていた」とWochenblickに報告した。

ナディアが、そのトルコ人女性に不満を訴えたが、その女性は真剣に取り合わなかった。また、部屋を変えることもできなかった。その代わり、病院には精神分析医に相談できると言われた。

「オーストリアでは、外国文化に適応しなければならず、その逆ではないということに愕然としている。誰もそれを防ぐということをしていない。その代わりに、精神分析医に送られる」と、ショックを受けたその女性は強調した。

(海外ニュース翻訳情報局 MK)

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