【北朝鮮:意識調査】94%の北朝鮮人が再統一の必要性を考えている

平昌オリンピックでの北朝鮮の演出は、世界中のメディアの話題をさらっているようです。米国の戦略国際研究センターが、北朝鮮人の意識調査を行いました。といっても、共産国に住む36人の北朝鮮人へのインタビューということなので、これが全てというわけではないのですが、やはりそうなのかという結果ではないでしょうか。この結果をみると、南の韓国人との意識の違いが垣間見られます。この記事は、Korea Timesから紹介します。

Post 2018/02/13  12:09

The Korea Times  2018/02/12】

大部分の北朝鮮人は、韓国との再統一を必要とし、共通の民族であることを主な理由と揚げていることが米国の研究で分かった。

戦略国際​​研究センター(CSIS)のシンクタンクのプロジェクトであるBeyond Parallelは、2016年以降不定期に共産主義国家に住む36人の北朝鮮人にインタビューした。

回答者のうち34人、つまり94%が統一が必要だと考えるとし、その理由として、2つの南北朝鮮は共通の民族である(44.1%)、経済成長率(29.4%)、1950〜53年の韓国戦争で離散した家族問題を解決する(14.7%)として挙げた。

インタビュー対象者は、28歳から80歳の間の男性20名、女性16名であり、労働者、医師、社長、主婦、工場労働者、理髪師、調理師、サウナの労働者として働いていた。

半分以上、つまり58%は、統一は彼らの生涯のうちに起こると述べた。50歳未満の人は71%は、年長者(47%)より多く「生涯のうちに統一が起こる」と考えているようだ。

この調査は韓国統一研究所が実施した韓国の2017年の調査と対照的で、韓国人の57.8%が統一が必要だと指摘し、2016年の62.1%、2014年の69.3%の当時より減少している。

この研究は、CSISの上席顧問で韓国議長のビクター・チャ(Victor Cha)氏、CSISの副所長であるマリー・デュモンド(Marie DuMond)氏で共同執筆された。

チャ氏はドナルド・トランプ大統領のもとで初のソウル大使にほとんど任命される予定だったが、最近の政権との政策の違いに関する報告書の中で考慮から撤回された。(聯合ニュース)

(海外ニュース翻訳情報局 MK)

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