【ツイッター・暴露】ツイッター元エンジニア、中国政府の圧力でユーザーのアクセス禁止することがあると認める(動画アリ)

今回は、Youtubeに投稿されたプロジェクト・ヴェリタスの潜入動画をご紹介します。元ツイッターのエンジニアが、中国から圧力を受け、ユーザーの言論の自由を守れないことがあると認めています。ツイッターが中国から特定のアカウントを停止するよう要請を受けることがあり、断るとハッキングをはじめ数々の攻撃を受けることも語られています。

Post 2018/01/23 18:19

コンラド・ミランダはツイッターの元ソフトウェアエンジニアである。

ツイッターと中国との関係についての彼のコメントは、驚くべきものであった。

(食事をとりながらの会話)

PV記者(以下PV):ツイッターに中国政府とかが命令して、中国のツイッターユーザーのアクセスを禁止しなきゃいけないことがあるの?そういうことってあるのかしら。

元ツイッター・ソフトウェアエンジニアのコンラド・ミランダ(Conrado Miranda)(以下コンラド)

その情報は明かせないよ。

PV:何?なんで?


コンラド
:その情報は明かせないんだ。

PV:それおかしいじゃない。ということは、イエスなのかしら?

コンラド:そうは言ってないよ。

PV:でも、例えばイランの誰かがツイッターに命令して、「ねえ、この人たち(のアカウント)をアクセス禁止にして、見られないようにしてほしいんだけど」とかいうことが普通にあるのかしら。

コンラド:うん。

PV:しょっちゅう?

コンラド:うん。中国でよくやっているよ。

PV:本当に?


コンラド
:実際、ツイッターは中国から常に攻撃されているんだ。中国人ハッカーとか、「善良な市民」とか、中国政府からね。

PV:あらまあ。

コンラド:たまに、中国政府は自分たちにアカウントを停止するように頼んでくるからさ。でも、ツイッターとしては、それは最後の手段だから、停止はしない。

そしたら中国政府は、自分たちをハッキングしようとしたり、誰かがツイッターはあれが違反だとかこれが違反だとか指摘したりするんだ。それで、中国の「善良な市民」が攻撃し始める。めちゃくちゃだよ。

ツイッターが中国で操業するために、特定のサービス利用規約があるんだ。中国が送ってきた規約を受け入れるとどうなると思う?

規約は国によって違うんだよ。

その規約は中国に特化したもので、中国政府が合意したものなんだ。

だから、米国にあるものとは違う。

PV:じゃあ、ツイッターは全世界に言論の自由を提供しているわけではないのね?

コンラド:していないよ。

(海外ニュース翻訳情報局 渡辺 つぐみ)

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