【北欧:速報】スウェーデンは、国民に戦争の準備をさせている

日本人にとって社会保障が進み、進歩的なイメージのある北欧についての最近のニュースを見ていると、移民問題に関する犯罪の記事を多く目にします。そのスウェーデン政府が、「総合的な防衛戦略」の準備をするよう国民に促しました。「総合的な防衛戦略」には、5つの側面があるといわれています。「軍事防衛」、「民間防衛」、「経済防衛」、「社会防衛」、「心理的防衛」など。税金も高く、社会保障が充実して、リベラルな人達がよく見習いたいと言っている北欧スウェーデンは、 軍隊を放棄するという選択はしていないようです。この記事は、ニューヨークポストから紹介します。

Post 2018/01/19 12:22 update 14:32

New York Post by Mark Moore 2018/01/17】

スウェーデンは、第二次世界大戦争中、最初に発行された「戦争が起きた場合どのように対応するか」という対処法についてのパンフレットの再発行を準備している。報告によると、ロシアの積極的な行動に備えて、470万世帯に配布される予定である。

「もし、危機や戦争が起きたら」というタイトルのこの小冊子は、国民に国の「総合的な防衛戦略」に参加する方法について助言し、家庭の準備、食糧と水の確保、そして避難の際にどのような衣服を持ち出すかという内容であるとクォーツ(Quartz)が報じた。

また、新しく改訂されたマニュアルは、テロ攻撃や自然災害が起きた場合、どのように対応し、虚偽の情報やプロパガンダを扱うかについてスウェーデン人にアドバイスが示されているという。

フィナンシャル・タイムズによると、スウェーデンの民事訴訟庁(Civil Contingencies Agency)のプロジェクトを指揮しているクリスティーナ・アンダーソン(Christina Andersson)氏は、次のように述べたとある。

「社会全体が、軍隊に限らず、紛争のために準備する必要があります。我々は、25〜30年またはそれ以上の間、総合的防衛戦略や厳戒態勢などの言葉を使用していません。国民の意識は非常に低いです」

スウェーデンは、クリミア半島併合後のロシアの動きである、ウクライナ分離主義者に対する支援と、バルト諸国とスカンジナビアの近くでの軍事演習を行うという決定において警戒が増したと同紙は報じた。

これに対し、スウェーデンは軍事費を増強し、10年ぶりにバルト海のゴットランド島に恒久的な軍隊を配置する草案を導入した。

スウェーデンはまた、2017年9月に米国、フィンランド、デンマーク、エストニア、ラトヴィア、フランス、ノルウェーと軍事演習を行った。

23年間で最大の軍事演習だった。

北欧諸国はまた、第二次世界大戦後に作られたヨーロッパ諸国と米国の同盟であるNATOに加わるべきかどうかについての議論を新たにした。

「5年前に考えられなかったことが、まだ起こりそうもないとしても、もはや考えられないという事態ではありません。これは政策の意味合いが非常に異なるものです」とスウェーデン国際問題研究所のロシア・プログラム責任者、マーティン・クラック氏はフィナンシャル・タイムズ紙に語った。

冷戦終結時、1991年に廃止されたパンフレットは、5月末に緊急時準備週間に配布される予定である。

(H/T Dagens Nyheter)

(海外ニュース翻訳情報局 MK)

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