【東南アジア・速報】トランプのエルサレム首都の決定後、数千人の強硬な抗議者がアジアの首都を席巻(写真あり)

トランプ大統領が、米国はイスラエルの首都をエルサレムに認定するというニュースがあり、先日、当サイトでも本国イスラエルで報道されている記事を紹介いたしました。やはりというべきでしょうか。パレスチナ支持のイスラム教徒にとっては我慢ならないものだったのでしょうか。東南アジアで激しい抗議運動が行われたと言うニュースをロシアトゥデイの記事から紹介します。
Post 2017/12/09  15:07

【By RT  2017/12/08】

エルサレムをイスラエルの首都と認定したトランプ氏の決定の後、イスラム主流のアジア諸国で何千人もの抗議者が街頭に集まり、反米のスローガンを叫びトランプをかたどった人形を持ち込んだ。

金曜日、米国が、イスラエルの首都をエルサレムと認めたドナルド・トランプ発表に抗議するために、東南アジア最大の2か国のイスラム主流国であるマレーシアとインドネシアで、何千人もの人々が通りに出てデモ行進を行った。

クアラルンプールでは、スポーツ大臣カイリー・ジャマルディンを率いる1,000人以上の人々が首都の中央部に押しかけ、トランプ氏にその決定を取り消すよう要求している、と Straits Times(シンガポールのデジタルメディア)は述べている。

https://twitter.com/ezrinmn/status/939017420819144705

抗議者たちは 「パレスチナ万歳!イスラム教万歳!」とクアラルンプールの最も渋滞する道路の1つが、交通麻痺した。

反米スローガンを叫んだ抗議者たちは、クアラルンプールの米大使館の前に集まった。
ジャマルディン氏は、抗議メモを大使員に手渡した後、台に上がり、トランプに向けて、「大統領、これは違法な発表です。エルサレムは占領地である。エルサレムに足を踏み入れてはいけない…世界はアメリカに敵対し立ち上がるだろう。」と言った。

世界で最もイスラム教徒が多いインドネシアでは、何百人もの抗議者たちが 「イスラエルに行くことにした!」 と言い、ユダヤ人国家の 「何も考えずに支持すること」 を止めるようトランプに呼びかけた。
マレーシアとインドネシアの両国は、イスラエルと外交関係がなく、パレスチナの支持国でもある。

抗議者たちは、モスクからジャカルタの厳重警備された米大使館へと行進し、パレスチナ人とインドネシア人の旗を振った。彼らは大使館近くでタイヤを燃やし、バンダ・アチェとマカサル市の同様の集会でトランプとアメリカとイスラエルの旗を燃やした。インドネシア第2の都市スラバヤでも抗議が行われた。


パキスタンの主要都市で数百人がデモを行った。ラホールとペシャワールの抗議者は、
「アメリカを倒せ。イスラエルを倒せ。イスラエルに占領させるな。」と叫んだ。


数百人のイスラム教徒もインドのカシミールで集会を開いた。「アメリカを倒せ!」 と 「イスラエルを倒せ!」 とシンガポールの主要都市やその他の場所でも唱えた。
彼らは米国とイスラエルの国旗を燃やし、警察当局は、主要都市の歴史的な場所で外出禁止令を出した。抗議行動が暴力的になる恐れがあることを恐れて、市のメインモスクで金曜礼拝を許可していない。


(海外ニュース翻訳情報局 MK)

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