【英国・教育】お姫様の『同意』なく王子がキスをする『眠れる森の美女』は禁止すべき?

英国で、ある母親のツイッターが話題となっているようです。この母親は、お姫様の同意なく勝手にキスをすることが、不適切な性行動を助長するため学校の教材から外すべきと主張し、多くの人は反対しています。この意見は、ハリウッドのワインスタイン氏に端を発するセクハラ問題で、自分のセクハラ経験を語り合うハッシュタグ#MeToo上で出されました。本記事は米国Infowarsからの紹介です。
Post 2017/11/26  10:46 update 12:12

The Infowars Steve Watson 2017/11/24

あるイギリス人の母親が、おとぎ話『眠れる森の美女』が「不適切」な性行動を助長すると主張して批判されている。

英国・テレグラフ紙は、サラ・ホールという女性がソーシャルメディアを通じ、自身の6歳になる息子が学校から持ち帰った本について不満を述べたことを報道している。その本とは、古典文学を現代版に描いたものであった。

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サラ・ホール氏のツイッター

いいですか、こういう物語を学校でまだ見ていて、性行動に対する根深い態度を変えることは決してできません#MeToo #consent #mysonissix(2017年11月19日、午後8:01)

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ホール夫人は、自身のツイートをハッシュタグ#MeToo#consentにタグ付けし、この本を速やかに幼い子供たちの学校カリキュラムから除外すべきと主張した。#MeToo#consentとは、最近人々が自分のセクハラ被害の経験について語るために使っているハッシュタグである。

地元メディアに対するさらなる発言で、ホール夫人は自身の懸念について次のように説明した。

「今日の社会において、これは適切ではありません。私の息子はまだ6歳で、見たものすべてを吸収するのです。これは、建設的な話し合いにできるようなものではありません」。

「眠れる森の美女の本を、完全に流通から回収することが正しいとは考えていません。大きな子どもたちにとっては素晴らしい教材だと、実は考えています。子どもたちと話し合い、同意について、また、どのようにお姫様が感じるだろうかということについて話すことができるでしょう」。

「しかし、幼い子どもたちにとってこの本は、本当に心配です。これがふさわしい題材なのかについて話し合うのは大歓迎です」。

この物語が作られたのは16世紀にさかのぼり、もともとは、眠っているお姫様を見つけた王がレイプするというものであった。

しかし物語で、その側面の痕跡はウォルト・ディズニーが普及させた現代版にはなく、たびたび子どもたちに語られてきた。

ホール夫人の息子が持ち帰った本では、お姫様が婚約者の王子からキスをされて目を覚ます。子どもの登場人物は、こうやって眠れるお姫様を起こすのだと『みな知っている』と述べている。

ホール夫人は、この物語は「社会において、このような行動がいかに根深いかを示唆しています。こういった小さなことがすべて積みあがり、違いが生まれるのです」と主張した。

「眠れる森の美女の話は、性行動と同意に関する具体的な問題だと思います。こうすることが未だに妥当だと言っているようなものです。これが適切でしょうか」と彼女は付け加えた。

ツイッターでの反応も、彼女の懸念に対し多くの反対があることを示唆している。

ちなみにThe Telegraphのツイッター上のアンケート「眠れる森の美女は、小学校で禁止にするべきか?」の回答状況は次のとおりだった。
94%が「有害なおとぎ話ではない」とし、6%が「不適切な性行動を助長する」と回答した。

(海外ニュース翻訳情報局 渡辺 つぐみ)

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