【北朝鮮・衝撃】脱北者が語る北朝鮮女性兵士の実情=レイプの横行、無月経

北朝鮮の女性兵士についてのFoxニュースの記事を紹介します。脱北者の女性の証言は衝撃的です。
Post 2017/11/23 9:00

Foxnews  bY By Katherine Lam  2017/11/17 】

北朝鮮の女性兵士はレイプされることが多く、生理用ナプキンを再使用させられる場合もあり、過酷な軍務のために完全に生理が止まってしまう女性も多い。11月20日にそう明かしたのは、同政権の地獄のような軍務を長年経験した脱北者だった。

中国経由で韓国へ亡命したリー・ソヨンさんは、17歳のときから北朝鮮の軍隊で過ごした10年間についてBBCに語った。リーさんは1992年から2001年まで軍隊に在籍し、自身はレイプされたことはなかったが、性的虐待を受けた仲間は多かったと語った。

リーさんは、「中隊長は数時間後、部隊の自室に留まって自分の指揮下の女性兵士をレイプしていました。このようなことが際限なく繰り返し行われていたのです」とBBCに語った。

現在41歳のリーさんは、「喜んで軍隊での生活を送っていた」が、激しい訓練のスケジュールと食糧不足が女性の身には辛かったと述べた。

「軍隊に入って6カ月後、私たちは栄養失調とストレスの多い環境のせいで生理が止まりました」と彼女はBBCに語った。「女性兵士たちは生理がなくてうれしいと言っていました。うれしいと言っていたのは、状況があまりにも悪いために、生理まであるともっと状況が悪くなるからでした」

リーさんは、女性兵士は生理用ナプキンを再使用させられていたと語った。“North Korea in 100 Question”の著者であるジュリエット・モリヨ(Juliette Morillot)氏も、女性が未だに「昔ながらの白い綿のパッド」を使用しており、男性がいないところで洗わなければならないのだとBBCに話していた。モリヨ氏は、北朝鮮を訪れて女性兵士と話したことがあり、女性たちは軍隊にいる間何年も生理が止まってしまうのだと語った。

モリヨ氏は、「私が話を聞いた女性の一人は20歳でしたが、あまりにも訓練が激しいので2年間生理が来ていない、と言っていました」と述べた。

リーさんは、軍隊の寝台がもみ殻製だったために、自分の汗の臭いに包まれていたことを思い起こしていた。

彼女は、「女性として最もつらいことの一つは、シャワーをきちんと浴びることができないということです」と話し、お湯はなく、カエルと蛇がシャワーのホースから流れ出ていたと述べた。それは山の小川から引いてきたものだったのだ。

リーさんは十代の頃に志願して軍隊に入ったが、BBCによると金正恩政権下では、北朝鮮の女性は現在、18歳から始めて最低7年間軍務に就くことが義務付けられている。その命令は2年前に実行に移されたもので、18歳から25歳までの女性の数を増やすことが期待されている。スポーツや音楽に秀でた人々など、特殊な能力を持つ「才能のある人」は例外とされる。

リーさんは、2008年に脱北を決意し、二度試みた。最初は捕まって収容所に一年間送られた。2度目は豆満江を泳いで渡り、脱出に成功した。

先週、北朝鮮の兵士が、非武装地帯の共同警備区域を走って横切って韓国に亡命してから、世界で4番目の兵力を持つ軍隊での生活が注目を浴びている。その兵士の仲間は40発以上を発砲し、少なくとも5発が命中した。兵士が亡命した理由はまだはっきりしていないが、韓国で治療に当たった医師は兵士の体から数十匹の寄生虫を取り除いたと述べた。回虫と推定されるものには、11インチ(約29センチメートル)もの長さのものがあった。

ソウル国立医学大学のチョー・ミンホ教授は、兵士の状態は「北朝鮮の衛生状態と寄生虫問題を考慮すればまったく驚くようなことではない」とロイターに述べた。
北朝鮮の農家では、化学肥料の生産が減少してから、人糞を肥料として使用していると言われている。また、北朝鮮では、寄生虫などの問題を引き起こすにもかかわらず、それを「最高の肥料」と見なしている。
(海外ニュース翻訳情報局   竹林浩)

 

 

 

 

 

 

 

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