【オランダ】マレーシア航空MH17便墜落事故に関与した容疑者に有罪判決

By Mariko Kabashima

この事件については、当時、突然マレーシア航空機が消えたという報道がされ、色々な推測がでました。当時日本で報じられていませんでしたが、私は個人的に「行方不明になった飛行機はロシアにある」ということを欧州の新聞が出していたことを思い出しました。

そして、17日、オランダの地方裁判所が、この事件についての容疑者不在のまま、このタイミングで裁判の判決を下しました。
ドイツ国営国際放送のDWの記事からご紹介します。


《引用記事 DW

マレーシア航空MH17便の撃墜事件をめぐり、オランダの裁判所が待望の評決を下した。同機は2014年7月、ウクライナ東部上空で爆破され、乗客乗務員298人全員が死亡した。

オランダのハーグ地方裁判所は木曜日、2014年のマレーシア航空MH17便の撃墜に関与したとして、4人の重要容疑者のうち3人を有罪とした。

4人目の容疑者は無罪となった。

スキポール空港にある警備の厳重な法廷には、惨事で死亡した人々の遺族が集まり、判決を聞いていた。また、この判決は、ロシアがウクライナに全面的に侵攻し、9カ月に及ぶ戦争が起きているという地政学的な緊張感の中で行われている。

裁判中の4人の容疑者はいずれも逮捕されておらず、不在のまま裁判が行われた。つまり、彼らが刑務所で服役する可能性は低いということだ。


裁判所はどのような判決を下したのか?

オランダの裁判官は、マレーシア航空機の撃墜に関与した3人の男性に有罪判決を下した。

有罪判決を受けたうちの2人はロシア人で、自称「ドネツク人民共和国」の元「防衛大臣」であるイゴール・ガーキンもその一人である。51歳の彼は、ロシア連邦保安庁(FSB)の元大佐で、ロシアの現在のウクライナ戦争に関与しているとされる。

有罪判決を受けた2人目のロシア人は、ガーキンの部下の1人であるセルゲイ・ドゥビンスキー少将である。

3人目の有罪判決を受けたのはウクライナ人のレオニード・ハルチェンコで、親ロシア派の反政府戦闘部隊を率い、ドゥビンスキーから直接命令を受けていたとされる。

4人目の容疑者であるロシア人のオレグ・プラトフは、証拠不十分で無罪となった。

もうひとつの重要な進展は、MH17便はウクライナ東部の野原から発射されたロシア製ミサイルに撃ち落とされたとする判決を下したことである。この判決は、国際的な捜査当局による調査結果を裏付けるものである。

裁判官はさらに、ロシアが2014年にウクライナ東部の分離主義者を「支配」していたことを明らかにした。

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子 文・翻訳)

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