【米国:中間選挙】マコーネル:上院より下院の方がひっくり返る可能性が高いと発言、候補者の質を指摘

By Mariko Kabashima

上院少数党首のミッチ・マコーネル氏(共和党)は、2022年の中間選挙で共和党が上院の主導権を握るのは難しいかもしれないと予想した。

米国議会について:
上院の定数は100議席であり、米国各州から2人の上院議員が6年の任期で一般投票によって選ばれる。2年ごとに3分の1の議員が改選される。

下院の定数は435議席で、議員は一般投票によって直接選出され、2年ごとに全議員が改選される。議席は各州の人口比に応じて配分され、各州において選挙区割りが行われ、単純小選挙区制度により各議員が選出される。

引用:wikipedia

マコーネル氏はケンタッキー州での最近のイベントで、「上院よりも下院の方が、ひっくり返る可能性が高いと思う。上院のレースは、州全体のレースであり、候補者の質が結果に大きく影響する」と発言。

更に、「今は、上院も地方も五分五分だが、この秋、すべてが終わったとき、上院は極めて接近し、こちら側がわずかに上回るか、向こう側がわずかに上回るかということになるだろう」と予測。

以前、マコーネル氏は、バイデン大統領の支持率の低さをあげ、11月の中間選挙は共和党にとって「非常に良い」ものになると指摘していた。

また歴史的には、中間選挙では現職大統領の所属する政党が劣勢になる傾向がある。

超党派のCook Political Reportは、11月の中間選挙まで3ヶ月を切ったペンシルバニア州上院選の評価を「toss up(五分五分)」から「lone Democrat(民主党単独)」に変更。

現在、FiveThirtyEight(中道)によると、上院は64%対36%で民主党が、下院は77%対23%で共和党が勝つと予想。

選挙予想記者は、共和党が上院制覇の機会を失った場合、トランプ氏がいくつかの激戦州に足を踏み入れ、有力候補の出馬を阻止したことが原因である可能性が高いと指摘している。

マコーネル氏の「候補者としての資」発言に注目したニュースメディアは、バラク・オバマ大統領在任中の2010年中間選挙での共和党の劣勢と結びつけて報道している。

Fox News(右派メディア)は「厳しい予測」とし、右派メディアのDaily Callerはマコネルが共和党の上院選の可能性に「警鐘を鳴らした」と述べた。

左派メディアのNBC Newsは、マコーネル氏が「劣悪な候補者が民主党に付け込まれることを長い間懸念してきた」と報じた。

H/T NBC News Daily Caller The Hill

【編集長の一言】
それにしても、日本の議会は、米国の議会のように党の重鎮が候補者の質について警告するなんてことを殆ど聞いたことがないので、日本は民主主義国としてまだまだなんだなあと思いました。

この記事が気に入ったらシェアをお願いします。