【米国】CIAが独立した中国ミッションセンターの設立を検討、との報道

By Maiko Kabashima 2021/08/14

米国CIAが中国に特化した中国ミッションセンターの設立を検討しているというニュースです。


米国中央情報局(CIA)が、中国に特化した独立したミッションセンターを設立する可能性を検討していることが明らかになりました。

従来、中国に関する問題は、中国を含む広範な地域を対象とする同局の東アジア・太平洋ミッションセンターの管轄下にありました。しかし、ブルームバーグ通信によると、この状況は変わりつつあるようです。

ブルームバーグは、CIAの「内部審議」を知る3人の「現職・元職員」の言葉を引用して、独立した中国ミッションセンターを設立するという提案は、CIAの新長官であるウィリアム・バーンズ氏に端を発していると1日に伝えました。

それによると、バーンズ氏は、「(スパイ機関の)中国関連活動のための人員、資金、高官の注目を確保するのを容易にする」方法を模索しているとのこと。

独立した中国ミッションセンターがあれば、CIAのさまざまな部門やユニットの多様なリソースを活用し、組み合わせることができます。

さらに、中国関連で独立したミッションに昇格させることは、ジョー・バイデン米大統領の政権の政策優先事項を反映していると、ブルームバーグは述べています。

この報道は、バーンズ氏がインタビューの中で、CIAが世界中の米国政府施設に中国専門家を配置するかもしれないと述べてから1ヶ月も経っていません。

これは、冷戦時代のソ連に対するCIAのアプローチを反映したものです。

バーンズ氏は、今年2月に行われた上院の承認公聴会で、中国は短期的にも長期的にも米国の国家安全保障にとって最も深刻な脅威であると考えていると述べました。さらに、中国の「敵対的で侵略的なリーダーシップ」は、「世界で最も強力で影響力のある国として米国に取って代わる」ことを目指していると述べました。

トランプ政権時代の2017年に、CIAは核武装した北朝鮮の脅威に対応することを目的とした「コリア・ミッション・センター」を新設しました。当時、CIAはこのセンターが “CIAの活動をより目的を持って統合し、方向付ける “のに役立つと述べていました。

今後もこの動きが注目されます。

H/T Bloomberg

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子 文・翻訳)

動画の中でもう少しつっこんだ話をしています。
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