【米国】ミット・ロムニー氏、「ジョン・F・ケネディProfile in Courage」を受賞

By Mariko Kabashima 2021/03/27

トランプ前大統領の弾劾裁判に投票した共和党の重鎮、ミット・ロムニー上院議員が、今年のジョン・F・ケネディ・プロファイル・イン・カレッジ賞を受賞しました。
ミット・ロムニーが共和党内でどんな反発をうけても、自分の信じる正義を良心に基づき行動したことが評価されたとのこと。

私事ですが、今回の大統領選ではやはり私の良心基づいて行動をしてよかったと思っています。かなりフォロワーも減りましたけど、ロムニー議員が語っているようによく眠れます。(笑)

こちらは、NBCニュースからご紹介します。


《引用記事 NBCニュース 2021/03/26

ミット・ロムニー氏、「ジョン・F・ケネディProfile in Courage」を受賞

ユタ州選出の上院議員は、最初の弾劾裁判でドナルド・トランプ前大統領を有罪とする投票を行ったことで、「民主主義を一貫して勇気を持って守ったこと 」が評価され、受賞しました。

共和党のミット・ロムニー上院議員は、ドナルド・トランプ前大統領の最初の弾劾裁判で有罪判決を下すために投票したことで、「民主主義を一貫して勇気を持って守ったこと 」が評価され、今年のジョン・F・ケネディ・プロファイル・イン・カレッジ賞を受賞した。

「彼は祖国のために正しいことをするために、自分が所属する党の中で自分のキャリアと人気を危険にさらすことを厭わず、良心と憲法に従い弾劾投票を行ないました。」とキャロライン・ケネディ元大使は金曜日、「TODAY」番組の独占インタビューでNBCニュースのホワイトハウス担当記者ピーター・アレクサンダーに語った。

「彼の勇気は私たち皆の模範だと思います」と彼女は述べ、ロムニーの決定はこの賞が名付けられている自分の父親の本の議員たちを反映していると付け加えた。

ユタ州選出のロムニー氏は、自身の党で大統領を有罪とする投票を行った米国史上初の上院議員であらう。トランプ大統領は、2020年の大統領選挙で外国の干渉を求めた容疑について無罪となった。

「私はこの栄誉にとても感謝していますが、同時に謙虚な気持ちでもあります。」とロムニー (74) は述べ、キャロライン・ケネディの叔父であった故エドワード・テッド・ケネディと立候補したことがあることを強調した。

ロムニーの投票は自身の党に敵を作ったが、彼は自分の決断について後悔していないと語った。

「私がよく眠れるのは、自分の良心が正しいと判断したことを実行したからです」とロムニー氏は述べた。

「ロムニーは、「弾劾裁判が始まったとき、私たちは宣誓をしました。」と付け加えた。
「神の下で、公平な正義を行うことを誓ったのです。私はそれを非常に真剣に受け止めました。様々な証言に耳を傾け、深く検討した結果、これは有罪判決を下さなければならないほど深刻な宣誓違反だと感じました」とロムニー氏。

「私が人生を通して感じてきたことは、良心に従い、正しいと思うことを行うことで、ただ、出世するために行動することよりも、より大きな幸福と満足を得ることができるということです」

キャロライン・ケネディ氏の息子であるジャック・シュロスバーグ氏(28歳)は、ロムニー氏の行動は「勇気、信念、誠実さは時代遅れではなく、政治は依然として高貴な職業であり得ることを証明している」と述べた。

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