【米国】共和党議員、バイデン氏の勝利を覆すべくペンスを提訴

トランプ大統領とトランプ陣営は、まだ大統領選の結果を覆そうと考えているようです。今度は、1月6日に行われるペンス副大統領によって行われる、州選挙人の投票を数え、その結果で勝利を宣言するという、1887年から続く極めて儀式的な選挙カウント法を違憲だとし、ペンス氏にバイデンが勝った州の票を認めない権限を与えろという訴訟です。
今までバイデン陣営の不正選挙を訴えた裁判で敗訴し、トランプ大統領の勝利に覆すものはなにもありませんが、これが最後の手段なんでしょう。

仮にバイデン票が不正だと訴えるなら、なぜ、トランプ陣営は根拠のない陰謀論、デマ、怪しい証人ばかりだしてくるのか不思議でなりません。
もし、トランプ陣営がいうような大規模不正が行われてたとすれば、こういう怪しい論拠を出さずとも、沢山の確定証拠があるはずなのですけど、ほとんど実証されたものがなく、観念の話ばかりです。

しかし、バー司法長官がいうように確かに今回の大統領選で不正が行われたのは事実のようです。
多くの疑惑を捜査した結果、死人に投票させようとして逮捕された、トランプ陣営の不正でした
これは事実なのにあまりに日本で報じられませんね。

また、共和党よりの世論調査会社ラムッセンがスターリンの言葉を引用し、このことを正当化するようツイートしたことも興味深いです。 ラムッセンの偏りも意識した方がよいですね。

こちらの記事は、主に中道メディアのザ・ヒルからご紹介します。

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子)


《引用記事 ザ・ヒル 2020/12/28》【中道メディア】

ペンス副大統領は、ジョー・バイデン次期大統領の勝利を覆すことを狙ったこ無理難題な要求で、日曜日にルイー・ゴーマート下院議員 (共和党、テキサス州) と他の共和党員数人から訴えられた。

この訴訟は、州の選挙人票を数え、トランプ大統領に対するバイデン氏の勝利を確定させる来る1月6日の議会でのペンス氏の役割に焦点を合わせているものだ。通常、会議の議長を務める副大統領の役割は、選挙カウント法 (Electoral Count Act) として知られる1887年の連邦法によって管理される、儀式的なものある。

しかし、副大統領としての公的立場であるペンス氏を提訴した共和党のこの訴訟は、テキサス州の連邦判事に対し、同法を違憲とするよう求めている。共和党の原告団はさらに、主要な激戦州でのトランプの敗北を事実上覆す権限をペンスに1月6日に与えるよう裁判所に求めている。

選挙法の専門家たちは、今回の訴訟が成功する可能性を否定した。

オハイオ州立大学のエドワード・フォーリー教授は、「州によって提出された選挙人票を数えるべきかどうか、あるいは、どの候補者を数えるべきかを決めるのは副大統領が唯一の権限を持つという考えは、憲法の正しい理解と矛盾する。」と述べた。

この訴訟の原告には、アリゾナ州共和党の議長で、同州上院議員を務めたケリ・ワード氏も含まれている。ウォードは、2020年の選挙は広範囲にわたる不正行為の対象であり、アリゾナ州でのバイデンの勝利を覆すための以前の訴訟では不成功に終わったというトランプとトランプ陣営からの主張を増幅させた。

副大統領を標的とした訴訟は、ペンス氏が通常の選挙のプロトコルを破壊させるために彼の法定上の役割を利用するようトランプ支持者、トランプ大統領自身から圧力を受けていることからきている。

CNNによると、トランプは先週、1月6日のバイデンの勝利の証明を拒否するようペンスに求めた支持者をリツイートした。大統領はまた、ペンスがトランプの選挙敗北を覆すための戦いで十分なことをしていないと不満を述べたという。

ペンス氏の事務所にコメントを求めたが、回答は得られなかった。

共和党の訴訟は、バイデン副大統領がアリゾナ、ジョージア、ミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンの各州で圧勝したにもかかわらず、これらの州で選挙結果が出るかどうかは曖昧な疑念を前提にしている。原告は、ペンスがバイデン氏ではなくトランプ氏に投票する候補者の候補者を選ぶ権限をペンス氏に与えようとしている。

選挙法の専門家によると、トランプ氏の指名を受けたジェレミー・カーノドル連邦地裁裁判官は、ゴーマート氏やウォード氏をはじめとする共和党の訴訟当事者には訴訟を起こす法的権利がないと判断する可能性が高いという。

「この種の請求を提起する原告の立場やその他の手続き上の障害についての問題を考えると、裁判所がこの訴訟の本案にたどり着くかどうか全く確信がない。」とフォーリー教授は述べた。


【補足】

このことについて、共和党寄りの世論調査会社ラスムッセンは、日曜日のツイッターのスレッドで、ペンス副大統領が大統領選挙の結果を覆そうとする可能性を示唆し、ソ連の指導者ヨーゼフ・スターリンの名言を引用しました。

1月6日に

投票する者は何も決めない。票を数える者がすべてを決める。- スターリン)

“2021年1月6日にはマイク・ペンス副大統領に大統領選の投票用紙が入った封印された証明書が送られる。
==============

その時には、大統領職は彼の手の中にある。

ペンスは上院議長として与えられた権限の下で、問題となっている6つの州の証明書の開封と集計を拒否することを止めるものは何もない。

このようなツイートをみると、このラムッセンの調査そのものが、大統領選について公平なのかどうか疑問に感じます。(樺島私感)

この記事が気に入ったらシェアをお願いします。