【米国:速報】ポンペオ国務長官:駐中米大使が退任と発表

米国のテリー・ブランスタッド駐中国大使が退任と、ポンペオ国務長官がツイ―トで発表しました。
細かい理由は不明ですが、中国は正式な退任の通知を米国から受け取っていないそう。
同中国大使は、トランプ氏の大統領選でいち早く支持した知事と知られ、習近平とも長い付き合いがありました。
こちらは、AFP通信の記事をご紹介します。

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子)


《引用記事 AFP 2020年9月14日月曜日6:20 PM MYT

ワシントン 9月14日 – マイク・ポンペオ国務長官は本日、テリー・ブランスタッド駐中国大使の退任を発表した。

ポンペオ氏はツイートで、ブランスタッド氏の功績に感謝の意を表し、「結果重視で、相互主義、公正な米中関係の再調製に貢献した」とツイートで述べた。

大使辞任の理由はすぐには明らかにされず、中国外務省はポンペオのツイートを認めながらも、退任の通知を受け取っていないと述べた。

この73歳の大使は2度にわたって20年以上アイオワ州知事を務めた経験があり、貿易や地域の領有権主張、コロナウイルスの世界的大流行、香港の政情不安などをめぐり中国との緊張が高まっていた2017年5月から北京で米国政府を代表していた。

6月には、トランプ大統領が香港への制裁を可能にする法案に署名したことを受けて北京政府に召喚され、外務省はこれを「中国の内政に対する重大な干渉。」と非難した。

昨年、同氏はダライ・ラマはチベットを訪問したが、ダライ・ラマと共に「実質的な対話」を始めるよう中国政府に呼び掛けた。チベットは、中国政府が広範な弾圧を受けていると非難されている地域である。

2016年の大統領選でトランプの出馬をいち早く支持したブランスタッド氏は、選挙後すぐに任命された。

当時、トランプ政権移行チームは同氏の「中国と中国の人々への深い理解」を賞賛した。

同氏は、1980年に初めて会った習近平国家主席とは長い付き合いがあったという

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