【注目:国連気候行動サミット】500人の科学者が国連に寄稿 「気候は緊急事態ではない」

引用記事 ブライトバート 2019/09/24> 右派メディア

気候とその関連分野における500人以上の科学者と専門家が、国連事務総長に「ヨーロッパ気候宣言」を送り、長年の懸念となっている、ハイレベルで開かれた気候変動に関する議論を求めた。

ニューヨークで開かれた国連気候行動サミットで、 16歳のスウェーデン人気候活動家グレタ・ツンバーグが、 世界の指導者たちが自分の未来を奪ったとして非難したと同様に、科学者たちは、ヒステリーが事実を覆い隠すことのないよう、国連に訴えていた。

「気候科学は政治的でなく気候政策はより科学的であるべきである」とこの宣言は述べている。「科学者は、地球温暖化の予測における不確実性や誇張に率直に取り組むべきであり、政治家は、地球温暖化への適応のために想定されるコストだけでなく、真の利益も、緩和のために想定されるコストも、冷静に計算すべきである。」

科学者たちは、事実を完全に確認する前に、莫大な費用がかかる気候変動対策に飛びつかないことの重要性を強調した。

「地球温暖化がハリケーン、洪水、干ばつなどの自然災害を強化したり、その頻度を高めたりしているという統計的証拠はない。」、「しかし、CO2緩和策はコストがかかるだけでなく被害も大きい。たとえば、風力タービンは鳥やコウモリを殺し、ヤシ油プランテーションは熱帯雨林の生物多様性を破壊する。」と科学者たちは宣告した。

この宣言の署名者たちはまた、公共政策は科学的・経済的現実を尊重しなければならず、当時の流行を反映しているだけではいけないと主張している。

「気候の緊急事態はない。従って、パニックや恐怖となる原因はない。」、「我々は、2050年に提案された有害で非現実的なCO2ネットゼロ政策に強く反対する。」と述べている。

「より優れたアプローチが現れ、それを実現させ、熟考し、我々には適応する十分な時間がある。国際的な政策の目的は、常に、そして世界中で、信頼性が高く、手頃なエネルギーを供給することであるべきである。」と述べている。

特に、現在の国際政策の基盤となっている気候の一般循環モデルを「それらの目的にそぐわない。」と批判している。

(海外ニュース翻訳情報局)

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