至る所にスパイ :アメリカ、ドイツ、デンマーク、スウェーデンがロシア国境を監視

Fort Russ News – Vesti  September 17 , 2017 

日曜日、ロシアとベラルーシによる戦略的軍事演習「West-2017」の第2ステージが開始された。そして、同日、少なくとも5機のアメリカ、デンマークそしてスウェーデンの空軍機がバルト海南部のロシア国境で偵察飛行を行った。

一例をあげると、アメリカ空軍戦略偵察機RC-135Uは、イギリスマイルデンホール空軍基地から飛び立ち、バルト海からカリーニングラード州(バルト海に面したロシア連邦の飛び地の州)に接近した。数時間にわたって、ロシア国境で(電波傍受を行う)電子偵察を行っていたと伝えられている。

更に、イングランドのフェアフォード空軍基地から飛び立ったアメリカのU2機が偵察を行い、ドイツの対潜水艦攻撃能力のあるP3C哨戒機オリオン、デンマークの偵察機CL60、スウェーデンの偵察機ガルフストリーム4が、ロシア国境付近で見られた。

アメリカ海軍艦籍のRC-135V戦略偵察機も日曜日、シリアのタルトゥースにあるロシア海軍基地付近で偵察飛行を行った。

複数の調査報告によると、9月14日の「West-2017」軍事演習開始から、アメリカ軍機と西側諸国による偵察は、ロシアとベラルーシの国境付近で約20回、そしてシリアのロシア軍基地のある地域で数回行われた。

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