【米国:NCPB】大統領執務室での世界のリーダー達へのトランプ氏の一つの問いがクリスチャンを励ます

21日スリランカで、キリスト教会や高級ホテルなど6カ所を狙ったテロ事件が発生し200人以上の死者を出す惨事となり、キリスト教徒にとって悲しみの復活祭となりました。これについては、イスラム過激派の犯行が有力視されています。
しかし、スリランカでは、近年70%を占める仏教徒による9%のイスラム教徒への迫害する状態が続いており、昨年3月には非常事態宣言が出されていました。この騒動においては、キリスト教徒は全くの無関係といわれており、スリランカの国内事情だけを見ると、9%のイスラム教徒が6%のキリスト教徒に対するテロというのは考えにいと個人的には思います。スリランカの悲惨なテロは、世界的に起きているキリスト教徒へのテロなのかもしれないですね。

さて、23日火曜日に米国の首都ワシントンでは、「 The National Catholic Prayer Breakfast  (全国カトリック祈りの朝食会) 」 というものが開かれました。これは、2004年にヨハネパウロ二世の呼びかけによって設立されたもので、毎年1500人を超える人が米国の首都ワシントンに集まり、米国のために祈りを捧げます。そして、様々の分野の人々のスピーチも行われます。
誰もが知っている政治家でいうと、2018年はポール・ライアン、2017年マイク・ペンス、2016年ポール・ライアン、2005年~2008年は ジョージ・W・ブッシュ大統領 といった人達がスピーチを行いました。
今年は、トランプ氏の首席補佐官であるマルバニー氏がスピーチの中で大統領執務室での裏話を語り、そのことをデイリーコーラーが報じていましたので紹介します。

Post by Mariko Kabashima 2019/04/25 10:03

上写真:ミック・マルバニー首席補佐官

Daily Caller 2019/04/23】

ワシントン – ワシントンD.C.で火曜日に開かれた 「 The National Catholic Prayer Breakfast  (全国カトリック祈りの朝食会) 」 に出席したミック・マルバニー首席補佐官は、ドナルド・トランプ大統領が世界の指導者たちに、自国のキリスト教徒を保護するために何をするかを率直に尋ねたことを明らかにした。一人のカトリック信者のリーダーとして朝食会で特別ゲストスピーカーを務めたマルバニー氏は、トランプ氏は過去2年半の間、キリスト教徒やその他の宗教的少数派に対する国際的な迫害に多くの時間を費やしてきたことについて述べた。

マルバニー氏は、世界中から600人が参加した史上初の国務省の宗教の自由を推進するための閣僚と、アンドリュー・ブルンソン牧師のトルコでの二年間の投獄からの釈放におけるトランプ大統領の役割についても触れた。

「皆さんが知らないことは、密室で何が起きているのかということです」とマルバニー氏。

「私は大統領との私的な面会、目の前で起きている事について話すことはめったにありません。だが、大統領執務室やキャビネット・ルームで大統領と同席していて、私が確信を持って言えることは、大統領は外国の指導者たちに会い『あなたの国ではキリスト教徒をちゃんと保護していない』とか、或いは、『あなたの国でキリスト教徒を支援してくださって感謝します』と述べるという事です」

「私は皆さんに嘘はつきません」 、「大統領執務室で、トランプ大統領と同席している一人の外国の指導者として、『いいですか、宗教的少数派を助けるために、あなたにもっと多くのことをしてもらいたいのです』と大統領に言わせることは、強力なものです」とマルバニー氏は述べた。

マルバニー氏は、これらの会議に出席し、そのような議論に加わることで活気が出てきたと述べた。「大統領執務室で、くどくど話すわけではないですが」と述べた。

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子)

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